2019-20シーズン
2019-20シーズンは、アデトクンポ自身もチームもリーグのトップを走るシーズンとなりました。
イースト首位を独走し、アデトクンポも得点・リバウンドのスタッツで上位につけました。
再びキャプテンをつとめたオールスターゲームでも、信じられないようなプレイの連発でファンを沸かせました。
バブルに入った後も好調を続けリーグ最高勝率でプレイオフに進出したバックス。
念願のチャンピオンリング獲得に向け、ファイナルはほぼ確実視されていました。
ファーストラウンドではオーランドマジックを4-1で降しいいスタートを切ります。
しかし、カンファレンスセミファイナルでマイアミヒートのディフェンスにヤニス自身も苦しみ、1-4で敗れてシーズンを終えています。
なんとかヒートディフェンスを突破しようとヤニスはリムにアタックを続けますが、接触により足首を複数回捻挫し、第5戦は出場することが出来ませんでした。
プレイオフは敗れてしまいましたが、その数日後2年連続となるシーズンMVP獲得の発表がありました。
2020-21シーズン
2020-21シーズン開幕を前に、バックスは翌年に契約が切れるアデトクンポを何とか繋ぎ止めるためトレードにより新たな戦力を加えました。
その後アデトクンポは契約延長に合意し、5年MAX契約を結びました。
NBA史上最高規模の契約で、合計228.2Mドル、平均45.6Mドル、5年目には51.9MドルとNBA史上初の年間50Mドルを超える契約となりました。
2020-21シーズンも変わらず、大型契約に見合うようなアンストッパブルな活躍を続けました。
3月におこなわれたオールスターでは、FG確率16/16の100%で35得点を挙げ、コービーブライアントMVPに選出されました。
シーズン3位でプレイオフへ進出したバックス。
ファーストラウンドで昨シーズン苦汁をなめたヒートをスイープで降す好スタートを見せました。
カンファレンスセミファイナルでは、優勝候補筆頭にもあげられたネッツと対戦し、第7戦までもつれこむ激戦を制しカンファレンスファイナルまで駒を進めました。
カンファレンスファイナルでは、シーズン首位のシクサーズを破ったホークスと対戦しました。
ヤニスは第4戦で膝を負傷し、残りのシリーズを欠場しましたが、チームは4-2で勝利しファイナルへコマを進めました。
怪我は幸いひどくなく、ファイナルへの出場は可能となり安堵したファンも多かったです。
自身初となったファイナルでは、サンズに勝ち越すを許すゲームもありましたが、ヤニスの信じられないようなブロックショット1発から完全に流れはバックスに傾き4-2で勝利し初のチャンピオンに輝きました。
また、ヤニスはファイナルMVPに選出されています。
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