スコッティピッペン:6度の優勝を果たしたオールラウンドプレイヤー

 

当時のシカゴブルズファンからの信頼も厚く、バスケットの玄人からはより高い支持を受けるスコッティピッペン。

203cmという身長ながら、視野も広くディフェンスにも長けたNBAでも屈指のオールラウンドプレイヤーです

成長過程

そのルーツは学生時代にあり、高校生の時には175cmしか身長がなくポイントガードでプレイしていたことが大きな影響をあたえたといわれています。

大学時代もほぼ無名に近かったピッペンでしたが、シカゴブルズの目に留まり1987年ドラフト5位でブルズに入団しました。

やや複雑な経緯がありますが、詳細は以下。

 

 

 

マイケルジョーダンから直接指導を受けて、ともにコートの上でプレイし、若い頃の相手には常にあのバッドボーイズと呼ばれたピストンズがいたことなどピッペンの潜在能力は環境により開花されていきました。

 

 

オールラウンドプレイヤー

 

そのプレイスタイルからピッペンに対して様々なイメージをファンの方はお持ちだと思いますが、激しいダンクは意外と印象が少なく、どちらかというと綺麗なレイアップの印象が強いです。

203cmとそれ程身長は高くないですが、ワンハンドでダンクに行くときによく分かるように手も長く、リングまで到達するのがとても早い印象を覚えています。

ダンクも素晴らしいのですが、評価が高いのはもっと他の部分です。

 

 

3ポイントを含めたアウトサイドシュートも得意とし、シーズン平均20得点を越すこともありましたし、リバウンドも2ケタに近い数字で、アシストもポイントガードに近いものがありました。

トリプルダブルの回数も多く、まさにオールラウンドプレイヤーという印象ですが、NBAでもトリプルダブルの多い選手は他にもいます。

それでもピッペンのようなプレイスタイルの選手は少なく、似たような選手を思い浮かべてもグラントヒルくらいしか思いつきません。

 

 

アルティメットディフェンス

これだけオフェンス力がある選手ですが、多くのファンが最も惹かれているのはディフェンスです。

プレイオフで1試合8スティールなど、長い手足を活かしたディフェンスの印象が強いファンも多いです。

 

 

初めてチャンピオンリングを獲得したレイカーズとのファイナルでは、シリーズ途中からあのマジックジョンソンとマッチアップしレイカーズを苦しめ、リングを手繰り寄せました。

 

 

NBAのディフェンシブ1stチームにも、8回選出されています。

6つのチャンピオンリング

 

マイケルジョーダンと共に、シカゴブルズで6つのチャンピオンリングを獲得したスコッティピッペン。

自身の口から、「マイケル1人では取れなかった」とコメントしています。

キャリアスタッツ

レギュラーシーズン

シーズン 年齢 チーム 出場試合 出場時間 得点 リバウンド アシスト FG確率 3PT確率 FT確率 スティール ブロック TO
87-88 22 CHI 79 20.9 7.9 3.8 2.1 46.3% 17.4% 57.6% 1.2 0.7 1.7
88-89 23 CHI 73 33.1 14.4 6.1 3.5 47.6% 27.3% 66.8% 1.9 0.8 2.7
89-90 24 CHI 82 38.4 16.5 6.7 5.4 48.9% 25.0% 67.5% 2.6 1.2 3.4
90-91 25 CHI 82 36.8 17.8 7.3 6.2 52.0% 30.9% 70.6% 2.4 1.1 2.8
91-92 26 CHI 82 38.6 21.0 7.7 7.0 50.6% 20.0% 76.0% 1.9 1.1 3.1
92-93 27 CHI 81 38.6 18.6 7.7 6.3 47.3% 23.7% 66.3% 2.1 0.9 3.0
93-94 28 CHI 72 38.3 22.0 8.7 5.6 49.1% 32.0% 66.0% 2.9 0.8 3.2
94-95 29 CHI 79 38.2 21.4 8.1 5.2 48.0% 34.5% 71.6% 2.9 1.1 3.4
95-96 30 CHI 77 36.7 19.4 6.4 5.9 46.3% 37.4% 67.9% 1.7 0.7 2.7
96-97 31 CHI 82 37.7 20.2 6.5 5.7 47.4% 36.8% 70.1% 1.9 0.5 2.6
97-98 32 CHI 44 37.5 19.1 5.2 5.8 44.7% 31.8% 77.7% 1.8 1.0 2.5
98-99 33 HOU 50 40.2 14.5 6.5 5.9 43.2% 34.0% 72.1% 2.0 0.7 3.2
99-00 34 POR 82 33.5 12.5 6.3 5.0 45.1% 32.7% 71.7% 1.4 0.5 2.5
00-01 35 POR 64 33.3 11.3 5.2 4.6 45.1% 34.4% 73.9% 1.5 0.5 2.4
01-02 36 POR 62 32.2 10.6 5.2 5.9 41.1% 30.5% 77.4% 1.6 0.6 2.8
02-03 37 POR 64 29.9 10.8 4.3 4.5 44.4% 28.6% 81.8% 1.6 0.4 2.6
03-04 38 CHI 23 17.9 5.9 3.0 2.2 37.9% 27.1% 63.0% 0.9 0.4 1.3

 

プレイオフ

シーズン 年齢 チーム 出場試合 出場時間 得点 リバウンド アシスト FG確率 3PT確率 FT確率 スティール ブロック TO
87-88 22 CHI 10 29.4 10.0 5.2 2.4 46.5% 50.0% 71.4% 0.8 0.8 2.6
88-89 23 CHI 17 36.4 13.1 7.6 3.9 46.2% 39.3% 64.0% 1.4 0.9 2.4
89-90 24 CHI 15 40.8 19.3 7.2 5.5 49.5% 32.3% 71.0% 2.1 1.3 3.3
90-91 25 CHI 17 41.4 21.6 8.9 5.8 50.4% 23.5% 79.2% 2.5 1.1 3.2
91-92 26 CHI 22 40.9 19.5 8.8 6.7 46.8% 25.0% 76.1% 1.9 1.1 3.2
92-93 27 CHI 19 41.5 20.1 6.9 5.6 46.5% 17.6% 63.8% 2.2 0.7 3.7
93-94 28 CHI 10 38.4 22.8 8.3 4.6 43.4% 26.7% 88.5% 2.4 0.7 3.7
94-95 29 CHI 10 39.6 17.8 8.6 5.8 44.3% 36.8% 67.6% 1.4 1.0 2.7
95-96 30 CHI 18 41.2 16.9 8.5 5.9 39.0% 28.6% 63.8% 2.6 0.9 2.3
96-97 31 CHI 19 39.6 19.2 6.8 3.8 41.7% 34.5% 79.1% 1.5 0.9 2.9
97-98 32 CHI 21 39.8 16.8 7.1 5.2 41.5% 22.8% 67.9% 2.1 1.0 2.4
98-99 33 HOU 4 43.0 18.3 11.8 5.5 32.9% 27.3% 80.8% 1.8 0.8 3.3
99-00 34 POR 16 38.4 14.9 7.1 4.3 41.9% 30.0% 74.3% 2.0 0.4 2.3
00-01 35 POR 3 39.0 13.7 5.7 2.3 42.1% 17.6% 66.7% 2.7 0.7 4.0
01-02 36 POR 3 33.0 16.3 9.3 5.7 46.2% 54.5% 87.5% 1.3 0.7 3.3
02-03 37 POR 4 18.8 5.8 2.8 3.3 40.9% 33.3% 100.0% 0.0 0.0 1.8

 

最後に

個人のタイトルに関しては、あれほどの活躍がありましたがチャンピオンを獲った年でもファイナルMVPは全てマイケルジョーダンが獲得しているので受賞歴はないものの、オールスターのMVPを1度獲得しています。

 

 

6度のチャンピオンに加えてバルセロナオリンピックの金メダルも獲得していて、プレイに見合った輝かしいキャリアの持ち主です。

 

 

年齢 56歳
身長 203cm
体重 103kg
国籍 アメリカ

 

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