スリーポイントシュートに長けたNBA選手まとめ 成功数・確率ランキング

スリーポイント

 

近代バスケにおいてスリーポイントの重要性は誰もが知るところで、インサイドプレイヤーであっても迷いなく放つ選手が日本でもとても増えてきました。

効率よく得点を挙げるためにスリーポイントを確率よく入れる必要がありますが、今回はNBAでスリーポイントに長けた選手を成功数・成功確率の両面から見ていきましょう。

歴代NBAスリーポイント成功数

長い歴史のあるNBAですが、過去の選手も含めて2024-2025シーズン終了時点で最も成功数が多いのは、ゴールデンステイトウォリアーズのステファンカリーです。

上位30人は以下のようになっています。

※現役選手は太字です。

順位選手名成功数
1ステファンカリー4,058
2ジェームスハーデン3,175
3レイアレン2,973
4ダミアンリラード2,804
5クレイトンプソン2,697
6レジ―ミラー2,560
7レブロンジェームズ2,559
8カイルコーバー2,450
9ポールジョージ2,349
10ビンスカーター2,290
11ジェイソンテリー2,282
12ジャマルクロフォード2,221
13カイルラウリー2,205
14ケビンデュラント2,191
15ポールピアス2,143
16バディヒールド2,127
17エリックゴードン2,084
18CJマッカラム1,989
19ジェイソンキッド1,988
20ダークノビツキー1,982
21ジョージョンソン1,978
22JJレディック1,950
23マイクコンリー1,930
23JRスミス1,930
25カイリ―アービング1,876
26クリスポール1,860
27ウィーズリーマシューズ1,845
28ティムハーダウェイ1,844
29チャンシービラップス1,830
30コービーブライアント1,827

 

2021-22シーズン途中に記録を塗り替えたステファンカリー。

さらにどこまで記録を伸ばすのか注目が集まります。

また、スリーポイント全盛の時代はまだまだ続きそうなので、多くの現役選手が上位を塗り替えています。

 

歴代NBAスリーポイント成功確率

成功数と成功確率は顔ぶれがやや異なります。

歴代1位はウォリアーズを王朝へと導いたスティーブカーヘッドコーチです。

※現役選手は太字です。

 

順位選手名成功確率(%)
1スティーブカー45.4
2ヒューバートデイビス44.1
3ルークケナード43.8
4ドラジェンペトロビッチ43.7
5ジョーハリス43.6
6ジェイソンカポノ43.4
7セスカリー43.1
8ティムレグラー43.1
9スティーブノヴァック43.0
10カイルコーバー42.9
11スティーブナッシュ42.8
12BJアームストロング42.5
13ステファンカリー42.3
14AJグリーン42.1
15サムハウザー41.9
16ウェズリーパーソン41.8
17アンソニーモロー41.7
18JJレディック41.5
19マットボナー41.5
20グレイソンアレン41.4
21ダグマグダーモット41.1
22ダナバロス41.1
23クレイトンプソン41.1
24デズモンドベイン41.0
25ブリンフォーブス41.0
26ジョーイングルス41.0
27トレントタッカー40.8
28ダニエルギブソン40.7
29ホセカルデロン40.7
30マイクミラー40.7

 

 

NBA選手であっても過去の選手を含めて、キャリアのスリーポイント確率が4割を超えている選手は50人しかいません。

 

確率よく成功数も多い選手

成功数・成功確率共にTOP30に名を連ねる選手はとても少ないです。

ステファンカリー

 

 

 

クレイトンプソン

 

 

 

バディヒールド

 

 

 

八村塁選手と渡邊雄太選手も高確率シューターに

日本人NBAプレイヤーとして活躍する、八村塁選手と渡邊雄太選手も高確率でスリーポイントを沈めています。

特に渡邊雄太選手は、一時リーグトップの確率でスリーポイントを沈めるなど選手やファンからベストシューターと呼ばれました。

 

シーズン別でみた場合

2024-25

スリーポイント成功数TOP10

順位選手名成功数(本)
1アンソニーエドワーズ320
2マリークビーズリー319
3ステファンカリー311
4デリックホワイト265
5ペイトンプリチャード255
6タイラーヒーロー251
7ジェイソンテイタム250
8ザックラビーン239
9ジェームズハーデン235
10ジョーダンプール235

 

スリーポイント成功確率TOP10

順位選手名成功確率(%)
1セスカリー45.6
2ザックラビーン44.6
3トレーンプリンス43.9
4タイジェローム43.9
5ヴィトクレイチ43.7
6ニコラヴァトゥーム43.3
7ハリソンバーンズ43.3
8ケオンエリス43.3
9ルークケナード43.3
10アーロンネスミス43.1

 

アンソニーエドワーズが昨シーズンの190本から320本と大きく飛躍しました。

確率も35.7%から39.5%と上昇しています。

 

https://www.youtube.com/watch?v=Dv6fsBjNv3E

 

2023-24

スリーポイント成功数TOP10

順位選手名成功数(本)
1ステファンカリー357
2ルカドンチッチ284
3ドンテディビンチェンゾ283
4クレイトンプソン268
5ポールジョージ243
6ボクダンボクダノビッチ240
7CJマッカラム239
8ジェイソンテイタム229
9フレッドバンブリード227
10ディアンジェロラッセル226

ステファンカリーがずば抜けた数字で1位となっています。スリーだけで1時間の動画が作れるほどです。

 

 

得点王に輝いたルカドンチッチは昨年の185本から100本近く増え確率も上がっています。

 

スリーポイント成功確率TOP10

順位選手名成功確率(%)
1グレイソンアレン46.1
2ルークケナード45.0
3マイクコンリー44.2
4ギャリソンマシューズ44.0
5ノーマンパウエル43.5
6ブラッドリービール43.0
7CJマッカラム42.9
8ドリューホリデー42.9
9ジェイレンウィリアムズ42.7
10ジャマールマレー42.5

 

2022-23

スリーポイント成功数TOP10

順位選手名成功数(本)
1クレイトンプソン301
2バディヒールド288
3ステファンカリー273
4ドノバンミッチェル245
5ダミアンリラード244
6ジェイソンテイタム240
6マリークビーズリー235
8ジュリアスランドル218
9ジョーダンプール214
10アンソニーエドワーズ213

クレイトンプソンが1位ですが、カリーにプールとウォリアーズの選手が3人ランクインしています。

 

スリーポイント成功確率TOP10

順位選手名成功確率(%)
1ルークケナード49.4
2アルホーフォード44.6
3デイミオンリー44.5
4マルコムブログドン44.4
5タイリースマクシー43.4
6ギャリーハリス43.1
7ステファンカリー42.7
8ジョーハリス42.6
9バディヒールド42.5
10コーリーキスパート42.4

 

2021-22

スリーポイント成功数TOP10

順位選手名成功数(本)
1ステファンカリー285
2バディヒールド262
3フレッドバンブリード242
4エバンフォーニエ241
5マリークビーズリー240
6トレイヤング233
7ドノバンミッチェル232
7ダンカンロビンソン232
9ジェイソンテイタム230
10デズモンドベイン228

オールスター、プレイオフでもスリーポイントを決め続けたステファンカリー。

レギュラーシーズンの成功数も、2年連続で1位です。

 

スリーポイント成功確率TOP10

順位選手名成功確率(%)
1ルークケナード44.9
2デズモンドベイン43.6
3タイリースマクシー42.7
4キャメロンジョンソン42.5
5ロンゾボール42.3
6セスカリー42.2
7ダグマクダーモット42.2
8ノーマンパウエル41.9
9カイリ―アービング41.8
10ジョシュリチャードソン41.5

 

2020-21

スリーポイント成功数TOP10

順位選手名成功数(本)
1ステファンカリー337
2バディヒールド282
3ダミアンリラード275
4ダンカンロビンソン250
5テリーロジアー222
6ジョーハリス211
7ジョーダンクラークソン208
8ティムハーダウェイJr207
9ザックラビーン200
10ルカドンチッチ192

怪我から復帰したステファンカリーが堂々の1位です。

怪我無くシーズンを終えることも昨今の課題となっています。

 

スリーポイント成功確率TOP10

順位選手名成功確率(%)
1ジョーハリス47.5
2マーカスモリス47.3
3ボビーポーティス47.1
4ブリンフォーブス45.2
5ジョーイングルス45.1
6セスカリー45.0
7ケビンデュラント45.0
8ルークケナード44.6
9マイケルポーターJr44.5
10キャメロンペイン44.0

昨シーズンとはややメンバーが異なりますが、上位チームの選手がやはり多いです。

近年で見てもTOP10の選手の確率はとても高いです。

 

2019-20

スリーポイント成功数TOP10

順位選手名成功数(本)
1ジェームスハーデン299
2バディヒールド271
3ダミアンリラード270
4ダンカンロビンソン270
5デボンテグラハム218
6トレイヤング205
7ティムハーダウェイJr204
8デイビスベルターンス200
9CJマッカラム194
10ボーヤンボクダノビッチ189

新型コロナウィルスの影響でゲーム数が少なくなっていますが、一昨年よりも成功数は多いです。

顔ぶれもやや変わり若い選手も増えてきています。

 

スリーポイント成功確率TOP10

順位選手名成功確率(%)
1ジョージヒル46.0
2JJレディック45.3
3セスカリー45.2
4ダンカンロビンソン44.6
5ダグマクダーモット43.5
6デイビスベルターンス42.4
7ジョーハリス42.4
8ネマニャピエリッツア41.9
9ギャリートレントJr41.8
10カイルコーバー41.8

平均的に若干確率が下がっている印象です。

ディフェンスも対応の仕方を模索し続けています。

ダンカンロビンソンは、成功数・成功確率で上位にランクインし一気にトップシューターとしてその名を世界中に知らしめました。

ファイナルでの活躍も記憶に新しいところです。

 

2018-19

スリーポイント成功数TOP10

順位選手名成功数(本)
1ジェームスハーデン378
2ステファンカリー354
3ポールジョージ292
4バディヒールド278
5ケンバウォーカー260
6クレイトンプソン241
7JJレディック240
8ダミアンリラード237
9ディアンジェロラッセル234
10テレンスロス217

上位勢の数字が前シーズンと比べても、異常な程増えています。

現代バスケにおけるスリーポイントの重要性を物語っているのかもしれません。

 

スリーポイント成功確率TOP10

順位選手名成功確率(%)
1ジョーハリス47.4
2ダニーグリーン45.5
3セスカリー45.0
4ステファンカリー43.7
5ダニーロガリナリ43.3
6デイビスベルターンス42.9
7バディヒールド42.7
8マルコムブログドン42.6
9プリンフォーブス42.6
10ボーヤンボクダノビッチ42.5

前シーズンと比べると、顔ぶれが大幅に代わっています。

その中で、成功数、成功確率共に上位に位置するステファンカリーはやはり別格のスリーポイントシューターでしょう。

また、800本成功の到達試合数でステファンカリーの記録を更新したバディヒールドも成功数に加えて、確率も上がってきています。

コンテストの優勝も見事でした。

 

 

2017-18

スリーポイント成功数TOP10

順位選手名成功数(本)
1ジェームスハーデン265
2ポールジョージ244
3カイルラウリー238
4ケンバウォーカー231
5クレイトンプソン229
6ウェインエリントン227
6ダミアンリラード227
8エリックゴードン218
9ステファンカリー212
10ジョーイングルス204

2012-13シーズンから2016-17シーズンまではステファンカリーが全て1位でしたが2017-18シーズンは怪我の欠場が多かったため9位となっています。

ちなみに2013-14シーズンから2016-17シーズンまではクレイトンプソンが2位でした。

 

スリーポイント成功確率TOP10

順位選手名成功確率(%)
1ダリンコリソン46.83
2レジ―ブロック44.48
3オットポーター44.09
4クレイトンプソン44.04
5ジョーイングルス43.97
6カイルコーバー43.62
7アンソニートリバー43.56
8ジェイソンテイタム43.39
9バディフィールド43.14
10アルホーフォード42.92

近年の数字で見ると、キャリア平均でも上位に入るカイルコーバー、クレイトンプソン、ステファンカリーはやはり常連です。

センターがスリーポイントコンテストで優勝

2022年のオールスタースリーポイントコンテストでは、211cmのカールアンソニータウンズがチャンピオンに輝きました。

 

 

時代の流れと共に、ビッグマンにもより広いシュートレンジが必要とされています。

また、同年のオールスターゲームでは、ステファンカリーが16本のスリーポイントを沈めMVPに輝きました。

 

 

まとめ

過去の選手も含めてスリーポイントに長けたNBA選手を見てきましたが、誰もが聞いたことのある名だたるシューターばかりでした。

成功数や確率はキャリアを通して積み上げていくものなので、試合に加えて相応のシューティングがあったことが予想されます。

上に挙げた選手達がフリーでスリーポイントを打つ機会というのはほとんどなく、少しのずれを見逃さず難しい体勢であっても自分のシュートフォームとリズムで成功に繋げているのは間違いありません。

いいシューターへの近道はないと言われていますが、効率的な練習を重ねてトップシューターを目指しましょう。

 

 

※成功数と確率は全てレギュラーシーズンのものです。プレイオフとプレシーズンゲームは含まれていません。

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