デビンブッカー:1試合70得点も記録したスリーポイントチャンピオン

 

アメリカ以外の若手選手も多く活躍する昨今のNBAですが、デビンブッカーはアメリカミシガン州出身の選手です。

ミシシッピ州の高校からケンタッキー大学へ進学し1年プレイした後、アーリーエントリーでドラフトによりNBA入りを果たしました。

ブッカーのキャリアやプレイスタイルについて、動画を中心に見ていきましょう。

2015年NBAドラフト

フェニックスサンズから1巡目13位で指名を受けNBA入りを果たしたデビンブッカーですが、2015年のドラフトではケンタッキー大学から多くの選手がNBA入りしています。

2015年ドラフトの上位10名は以下の通りです。

  • カールアンソニータウンズ
  • デアンジェロラッセル
  • ジャーリールオカファー
  • クリスタルポルジンギス
  • マリオヘゾニャ
  • ウィリーコーリーステイン
  • エマニエルムディエイ
  • スタンリージョンソン
  • フランクカミンスキー
  • ジャスティスウィンスロー

この中で1位指名のタウンズと、6位指名のステインはケンタッキー大学の出身となっています。

2015-16シーズン

開幕戦から約20分のプレイタイムで14得点を挙げたブッカーですが、その後数ゲームはプレイタイムも制限されたゲームもあり中々得点が安定しないゲームが続きました。

それでも30ゲーム辺りからは2桁得点を安定して記録するようになり1/19におこなわれたペイサーズ戦では32得点を挙げる活躍を見せます。

 

 

その後も得点を重ねたブッカーは、ルーキーシーズンから6度30得点以上を挙げ、平均得点も13.8得点と2桁のスタッツを残しました。

 

 

しかし、低迷を続けるチームは23勝59敗と大きく負け越しシーズンを終えています。

 

 

2016-17シーズン

開幕戦からスタメン出場したブッカーは、第6戦目のペリカンズ戦で38得点、第7戦目のレイカーズ戦で39得点とさらにその得点力は上昇していきます。

迷いなく放たれるアウトサイドシュートは相手ディフェンスにとって脅威といえ、ドライブやアシストにも繋がるためゾーンに入った時はディフェンスもお手上げとならざるを得ません。

 

 

そして、シーズンも終盤に差し掛かった3/24のセルティックス戦で1試合70得点を記録します。

長いNBAの歴史の中でも6人目となるとんでもないスコアです。

 

 

このゲームでのブッカーのスタッツは以下の通りです。

 

出場時間 44:58
得点 70
アシスト 6
FG確率 21/40(52.5%)
3PT確率 4/11(36.4%)
FT確率 24/26(92.3%)

 

動画とスタッツを見て様々な感想を持たれると思いますが、フリースローを9割以上の確率で決め24得点挙げていることには驚きと称賛以外ないでしょう。

それでもチームは、低迷から抜け出せず24勝58敗でプレイオフとは遠い存在が続いています。

ブッカー自身は前年から平均スタッツを大きく上げ、平均得点を22.1得点としています。

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