ヤニスアデトクンポ：The Greek Freak ギリシャの変わり種

2021-22シーズン

チャンピオンチームとしてむかえた、2021-22シーズン。

シーズン序盤はやや負け星が先行したものの、その後は安定して勝ち星をかさね、イースト3位でプレイオフに進出しました。

ヤニス自身もキャリアハイとなる29.9得点を記録し、フリースローの確率も大きく上昇しました。

ファーストラウンドで順調にブルズを4-1で退けると、カンファレンスセミファイナルでは、イースト2位のセルティックスと対戦しました。

アウェイで2勝するなど追い込みましたが、3-2から連敗し3-4で敗れ連覇の夢は断たれました。

ヤニス自身は、40得点越えが3度、20リバウンド越えが2度あるほど鬼気迫る活躍でしたが、クリスミドルトンの欠場も響きました。

過去数年と同様に約60試合に全てスターターで出場したヤニス。

平均得点は、キャリアで初めて30得点を超え31.1得点を記録しました。

主要メンバーの変わらないチームも好調で、58勝24敗のイースト首位でプレイオフに進出しました。

ヒートとの対戦となったファーストラウンド初戦で、ヤニスは腰を強打しコートから離れました。

その後第2・3戦を欠場しましたが、第4戦からは変わらないプレイを見せました。

しかし、ヒートはジミーバトラーを中心に完全にプレイオフモードに入っていて、その勢いを止めることが出来ず、1-4でアップセットされてしまいシーズンを終えました。

シーズンオフにダミアンリラードを獲得したバックス。

ヤニスとも早々にフィットし、シーズン序盤から勝ち星を重ねました。

ヤニス自身も73試合にスターターで出場し、昨シーズンに続く平均30得点を超える活躍でした。

イースト3位でプレイオフに進出したバックスでしたが、シーズン終盤にふくらはぎの肉離れを負ったヤニスはプレイオフに出場することが出来ませんでした。

リラードも負傷するなどチームはトラブル続きで、6位のペイサーズに2-4で敗れシーズンを終えています。

2024-25シーズンもバックスで変わらない姿を見せたヤニス。

イースト5位でプレイオフに進むと、昨シーズン同様ペイサーズとのファーストラウンドとなりました。

リラードを欠く中、ヤニスは孤軍奮闘しますが及ばず、結果的に1-4で敗れシーズンを終えています。

最終戦の後に相手選手や、ハリバートンの父親とひと悶着あるほどヤニス自身も不完全燃焼だったのかもしれません。

ヤニスアデトクンポのニックネームは、The Greek Freakです。

直訳するとギリシャの変わり種というようですが、ヤニスアデトクンポの両親はナイジェリア人であることも関係しています。

アデトクンポ自身もギリシャに住みながら、家庭の中ではナイジェリア文化で育ったようで、黒人であることも関係しています。

近年はナイキのズームライブやコービーを着用していましたが、ナイキから待望のシグニチャーモデル、ズームフリークが発売されました。