入団間もない若い選手の活躍も目立つNBA。
ペリカンズに所属するロンゾボールもその1人で、伝統あるレイカーズのポイントガードとしてチームを支え、2019-20シーズンオフにペリカンズへ移籍しました。
高校時代
上の動画を見れば分かる通り、高校時代には圧倒的なパフォーマンスで数々の賞を総なめにしました。
ドリブル、パス、ダンクなどやりたい放題という印象がとても強いです。
大学時代
UCLAに進学したロンゾボールは初年度からスターターのポイントガードとしてプレイしました。
アシストもさることながら、ディープスリーやアリウープなど今時と言えるプレイが多いのも印象的です。
ドラフト2位でレイカーズ入団
大学で1年プレイした後、NBAへアーリーエントリーしたボール。
レイカーズから1巡目2位指名を受けます。
1位指名のマーケルフルツや3位のジェイソンテイタムなど今を時めく選手が多い中での2位指名というのはやはり高校、大学での功績が評価されてのことでしょう。
ルーキーイヤー
シーズン前のサマーリーグでMVPを獲得したボールは、2017-18シーズンの開幕戦からスタメン出場しました。
オフィシャルデビューゲームは、NBAの洗礼ともとれるパトリックビバリーの必要なマークにあい、3得点4アシストにとどまりました。
それでも2試合目には29得点9アシストを記録し、チームを勝利に導きました。
その後も活躍を見せたボールですが、ケガに苦しんだ時期もありルーキーイヤーは52試合の出場にとどまりました。
チームも35勝47敗とプレイオフ進出はなりませんでしたが、過去5年間では最高勝率でした。
ロンゾボールの主な個人スタッツは以下の通りです。
出場時間 | 34.2 |
得点 | 10.2 |
リバウンド | 6.9 |
アシスト | 7.2 |
FG確率 | 36.0% |
3PT確率 | 30.5% |
FT確率 | 45.1% |
スティール | 1.7 |
TO | 2.6 |
得点は2ケタに乗せ、アシスト、リバウンド共に素晴らしい数字を残していますが、気になるのはやはりシュート確率でしょうか。
どれも悪いと感じますが、フリースローが5割を切っているのには目を疑いました。
シーズンオフにはシュートフォームの改善を含めたシューティング練習が繰り返されたと伝えられています。
2018-19シーズン
2018-19シーズンを前にレイカーズは多くの選手を獲得し、チームはガラリと姿を変えました。
NBAのキングレブロンジェームズをはじめとして、レジェンド的なPGにもなりつつあるロンド、マギーやスティーブンソン、ビーズリーなど経験値の高い選手が加入します。
ボールをはじめとしたカイルクーズマ、ジョシュハート、イングラムなどの若手との融合が世界中から注目を集めました。
ボール自身もスタートメンバーとして定着しており、パスはこれまで以上に冴え渡っています。
フィールドゴール確率、スリーポイント確率共に昨シーズンから向上が見られますが、フリースロー確率はさらに悪化しました。
チームは、レブロンジェームズが負傷欠場した年末辺りから一気に勝率を落とし、ロンゾボール自身も1/19のロケッツ戦を最後に足首の負傷によりその後シーズンを全休しています。
プレイオフ進出も逃し、大きく変貌を見せたチームでしたが終わってみれば37勝45敗と前年から2つしか勝ち星を伸ばすことが出来ませんでした。
ペリカンズへ移籍
ラプターズの優勝で幕を閉じたNBA2018-19シーズンですが、新たなシーズンが始まった直後に大型トレードのニュース報道がありました。
ペリカンズとレイカーズ間のトレードによるもので、ロンゾボールもその中の1人に挙げられペリカンズに移籍することになりました。
ペリカンズに加入後もイングラムやハートと共に活躍を見せたボール。
シーズン途中には、ザイオンウィリアムソンもデビューを果たしプレイオフを狙える位置につけバブル入りしました。
それでもバブルでは勝ち星を重ねることが出来ず、結局ウェスト13位でシーズンを終えています。
年齢 | 23歳 |
身長 | 198cm |
体重 | 86kg |
国籍 | アメリカ |