ポイントガードのお手本にするならこの人!ジェイソンキッド

ジェイソンキッド

 

NBAの歴代名ポイントガードといえば、アイザイアトーマスやマジックジョンソン、ジョンストックトン、クリスポールなど様々な名前が挙がってくると思います。

その中でもポイントガードのお手本として見たときに最もその存在に近いのがジェイソンキッドであると考える人も多いでしょう。

プレースタイル

ポイントガードに必要なリーダーシップ、正確なパス、的確なペネトレイトとアウトサイドシュート全てを兼ね備えたプレイヤーで、日本人のバスケットプレイヤーも学ぶところは多いです。

ビハインドパスなど派手なプレーはたまにしか見せませんが、ディフェンスを見て味方の合わせに的確なパスを出した瞬間は、一瞬時が止まったように誰もが「ナイスパス」という言葉を発するほどです。

もちろんパスだけでなく、ドライブからのシュートや3ポイントもマルチにこなせるので相手ディフェンスとしては非常に嫌な存在だったことは間違いありません。

 

Top 10 Jason Kidd Plays on the Nets

 

キャリア

それほどの実力者でもNBAでの成績は厳しいもので、NBA入団後の2チーム(マーべリックス、サンズ)では個人的にはいいスタッツも残していましたが、チームとしてはプレーオフに出るのがやっとという状況でした。

チーム成績が上がり始めたのは3チーム目のネッツに入ってからで、ケニオンマーティンやビンスカーターといったスタープレイヤーと共にレギュラーシーズンでもプレーオフでも素晴らしいプレーを見せファイナルにも2度進出しています。

もう一歩のところでチャンピオンリングは逃しましたが、負けた相手はシャック&コービー率いるスリーピートの年のレイカーズと、ロビンソン&ダンカンのツインタワー全盛期のスパーズだったのでインサイドプレイヤーに差があったため致し方ないところでしょう。

 

Jason Kidd: Court Vision

 

マブスでのチャンピオンリング獲得

その後ネッツからマーベリックスに再度戻ったキッドは、ノビツキー等と共に念願のチャンピオンリングも手に入れています。

バスケットではガードプレイヤーが目立つ試合はよくないとか、ポイントガードが0点で勝てる試合がベストだということもしばしば言われていて、キッドのようなプレイヤーがボールを持ちすぎてゲームの流れが悪くなるということは実際にあります。

しかし、それは周りのプレイヤーが流れよく点を取れない場合に起こることだと管理人は考えます。

結果的に、ケニオンマーティン、ビンスカーターではなくノビツキーがエースのチームでガードをしていた時に最高の結果を出せたわけで、いいポイントガードがいたとしても有能なスコアラーがいなければNBAでは勝てないということかもしれません。

バスケットは5人でやるものですが、NBAのレベルではそんなことは当たり前の大前提で、その中であれほどゲームで突出して見えるプレイヤーがたくさんいるということでしょう。

 

Dallas Mavericks: Road to the 2011 NBA Finals

 

引退とヘッドコーチ就任

ジェイソンキッドは、その後2012-13シーズンにニューヨークニックスへ移籍し、シーズン終了後、19年という長いNBA生活に終止符を打ちます。

年齢的にも39歳となっていて、いくらキッドと言えど体力的な面でも限界といえる引退でした。

キャリア平均のアシスト数は、8.7本でアシスト王も4度獲得しています。

それでいて平均得点も2ケタをこえた12.6得点としています。

 

Jason Kidd – The Magician

 

ジェイソンキッドは引退した2013年にブルックリンネッツのヘッドコーチに就任します。

引退後の翌シーズンから、ヘッドコーチに就任するという話はほとんど聞いたことがなく、そのあたりからもキッドのバスケット選手としての資質が伺えます。

ヘッドコーチ就任初年度からチームをプレーオフに導きますが、フロント陣営との確執もあり翌年にはミルウォーキーバックスでヘッドコーチを務めています。

バックスでも初年度からチームをプレーオフに導きました。

しかし、2017-18シーズン途中にバックスのヘッドコーチを解雇されます。

エースのアデトクンポがキッドに電話で「何かできることはないか?!」とコールしたと伝えられていますが、どれほど信頼されていたのかがよくわかるエピソードです。

その後はどのチームにも属していませんがプレイヤーとしてファンを魅了してくれたジェイソンキッドが、ヘッドコーチとしてチャンピオンリングを獲得する日を早く見たいものです。

 

Jason Kidd's Reaction of Relief – Priceless

 

コメント

  1. 匿名 より:

    ネッツが2年連続ファイナル進出した際にはまだカーターはいませんでしたよ
    当時のバックコートはキッド、ケリー・キトルズ、リチャード・ジェファーソンです

    • basketball より:

      こんにちは。
      コメントありがとうございます。

      すみません。ネッツ時代にプレーした選手という表記でしたが分かりにくいですね。
      今読み返してもそのように読めました。

      ご指摘ありがとうございます。