ニコラヨキッチを中心に、ウェスタンカンファレンスで躍進を続けるデンバーナゲッツ。
ヨキッチやハリスと共に、その原動力となっているジャマールマレー。
マレーののキャリアやプレイスタイルについて、動画を中心に見ていきましょう。
高校時代
カナダ出身のNBAプレイヤーは少なくないですが、やはり高校時代からレベルの差を強く感じます。
大半ド派手なダンクがMIXテープの大半を占めますが、マレーの場合そのボールハンドリングとスリーポイントが多いのも印象的です。
大学時代
大学からアメリカに渡ったハリスは、名門ケンタッキー大学に進学しました。
初年度からスタートメンバーとして高校時代と変わらないプレイでチームの勝利に貢献し、観客を魅了しました。
ドラフト7位でナゲッツ入団
ケンタッキー大学で1年プレイした後、NBAへアーリーエントリーしたマレー。
ドラフト1巡目7位でナゲッツに指名されました。
2016年のドラフトというと1位のベンシモンズを筆頭に、イングラム、ジェイレンブラウン、バディヒールド、ソンメイカーなど有能な選手がとても多いです。
ルーキーイヤー
ルーキーイヤーから、82試合すべてに出場したマレー。
スターターは10試合でしたが、平均20分以上のプレイタイムを与えられ平均9.9得点を記録しました。
2月におこなわれたオールスターライジングスターでは9本のスリーポイントを含む36得点を挙げMVPを受賞しました。
チームは40勝42敗で8位のブレイザーズに1勝足りずプレイオフ進出を逃しています。
2017-18シーズン
セカンドシーズンはスターターとして定着し、80試合に出場したマレー。
プレイタイムも約10分伸び、平均30分を超えました。
シーズン平均得点も16.7得点と飛躍しています。
スリーポイントがやはり魅力の選手で、入りだしたら止まらない印象は否定できません。
チームは46勝36敗と好成績を挙げながらも、またしてもウェスト9位でプレイオフ進出はなりませんでした。
2018-19シーズン
シーズンを半分ほど終えた時点まで、ナゲッツは強豪ひしめくウェスタンカンファレンスで首位を維持しました。
マレーも40得点を超えるゲームが2つあるほどそのシュートは冴え渡りました。
2018年の12月29日におこなわれたサンズ戦で、46得点を挙げたマレーはスリーポイントを9/11で沈めています。
結果的にシーズン終了時には、王朝ウォリアーズに首位を奪われましたが、ナゲッツはウェスト2位でプレイオフに進出しました。
ファーストラウンドで、スパーズに苦戦を強いられますがヨキッチとマレーを中心に盛り返し、最終戦をものにしてセカンドラウンド進出を決めました。
Game2では、マレーの活躍により勝利を呼び込みました。
カンファレンスセミファイナルでは、ブレイザーズと対戦したナゲッツ。
こちらもファーストラウンド同様に最終戦までもつれ込む接戦となりました。
どちらに転んでもおかしくないシリーズでしたが、最後はブレイザーズのCJマッカラムにとどめをさされ、ナゲッツはシーズンを終えています。
2019-20シーズン
開幕前にマックス契約を獲得し、5年1億7000万ドルでチームと契約したマレー。
新型コロナウィルスの影響で、変則的なシーズンとなりましたが、ナゲッツは46勝27敗のウェスト3位でプレイオフに進出しました。
プレイオフでは、ファーストラウンドとカンファンレンスセミファイナル共に、1勝3敗から3連勝でシリーズを制し、カンファレンスファイナルへ進出しました。
カンファレンスファイナルでは、レイカーズと対戦しましたが1勝4敗で敗れシーズンを終えています。
マレーは5試合で平均25得点を記録しました。
2020-21シーズン
シーズン中盤まで、キャリアハイの平均得点を挙げていたジャマールマレー。
しかし、54試合目となるウォリアーズ戦で左膝前十字靭帯断裂の大怪我にみまわれました。
手術は成功しましたが、復帰は来シーズンの中盤以降になると伝えられています。
キャリアスタッツ
レギュラーシーズン
シーズン | 年齢 | チーム | 出場試合 | 出場時間 | 得点 | リバウンド | アシスト | FG確率 | 3PT確率 | FT確率 | スティール | ブロック | TO |
16-17 | 19 | DEN | 82 | 21.5 | 9.9 | 2.6 | 2.1 | 40.4% | 33.4% | 88.3% | 0.6 | 0.3 | 1.4 |
17-18 | 20 | DEN | 81 | 31.7 | 16.7 | 3.7 | 3.4 | 45.1% | 37.8% | 90.5% | 1.0 | 0.3 | 2.1 |
18-19 | 21 | DEN | 75 | 32.6 | 18.2 | 4.2 | 4.8 | 43.7% | 36.7% | 84.8% | 0.9 | 0.4 | 2.1 |
19-20 | 22 | DEN | 59 | 32.3 | 18.5 | 4.0 | 4.8 | 45.6% | 34.6% | 88.1% | 1.1 | 0.3 | 2.2 |
20-21 | 23 | DEN | 48 | 35.5 | 21.2 | 4.0 | 4.8 | 47.7% | 40.8% | 86.9% | 1.3 | 0.3 | 2.3 |
プレイオフ
シーズン | 年齢 | チーム | 出場試合 | 出場時間 | 得点 | リバウンド | アシスト | FG確率 | 3PT確率 | FT確率 | スティール | ブロック | TO |
18-19 | 21 | DEN | 14 | 36.3 | 21.3 | 4.4 | 4.7 | 0.425 | 0.337 | 0.903 | 1 | 0.1 | 1.6 |
19-20 | 22 | DEN | 19 | 39.6 | 26.5 | 4.8 | 6.6 | 0.505 | 0.453 | 0.897 | 0.9 | 0.3 | 2.8 |
年齢 | 25歳 |
身長 | 193cm |
体重 | 94kg |
国籍 | カナダ |
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