ユタジャズでシックスマンに定着し、ベンチから得点をかさねるジョーダンクラークソン。
2020-21シーズンは、スリーポイントの試投数も大幅に増えました。
クラークソンのキャリアやプレイスタイルについて、動画を中心に見ていきましょう。
大学時代
タルサ大学に進学したクラークソン。
2年目にはスターターに定着し、平均16.5得点を記録しました。
3年生のシーズンは、ミズーリ大学に転校し、35試合全てスターター出場で17.5得点を記録しています。
シーズン終了後、NBAへのアーリーエントリーを表明しました。
2014年ドラフト46位でNBA入団
2014年のドラフト2巡目46位で、ワシントンウィザーズに指名されたクラークソン。
その後のトレードで、レイカーズへ移籍しました。
ドラフト1位は、アンドリューウィギンスで、上位にはジョエルエンビードやアーロンゴードン、マーカススマート、ジュリアスランドル等が名を連ねます。
クラークソンの順位が意外に見えますが、38位にスベンサーディンウディ、39位にジェレミーグラント、41位にニコラヨキッチと豊作の年でした。
レイカーズ時代
ルーキーイヤーは、Dリーグでもプレイしたクラークソン。
NBAでは59試合の内、39試合でスターターをつとめました。
ルーキーイヤーから平均11.9得点3.5アシストを記録し、2巡目指名選手ながらオールルーキーチームに選出されました。
2年目は、出場した79試合全てでスターター起用されたクラークソン。
オールスターゲームのライジングスターチャンレンジにも参戦しました。
コービーブライアントのラストシーズンでもあり、コービーのラストプレイのアシストでダンクを叩き込んだのはクラークソンでした。
2016-17シーズンは、全82試合に出場しましたが、スターターは19試合のみでした。
このころからシックスマンで起用されることが多くなりましたが、プレイタイムはいずれのチームでも20分を切ることはありませんでした。
今は移籍していますが、当時のレイカーズにはクラークソンの他にも、ディアンジェロラッセルやブランドンイングラム、ラリーナンスJr、ジュリアスランドル、ルーウィリアムズなど有能な選手が揃っていました。
しかし、クラークソンはレイカーズではプレイオフに進むことは出来ませんでした。
キャブスへ移籍
2017-18シーズン途中に、キャブスへトレードで移籍したクラークソン。
シーズン後半からの加入でしたが、レブロンジェームズやケビンラブを中心に自身初のプレイオフでファイナルまで駒を進めました。
22試合中、19試合に出場したクラークソンでしたが、最高12得点と思った以上の活躍は出来ず、ファイナルでウォリアーズにスイープされシーズンを終えています。
2018-19シーズンもキャブスでプレイしたクラークソンですが、レブロンジェームズはチームを去り、レギュラーシーズンは19勝63敗と苦しい戦いになりました。
それでもクラークソンは81試合に全てベンチから出場し、キャリア最高となる平均16.8得点を記録しました。
ジャズへ移籍
2019-20シーズン途中に、トレードでジャズへ移籍したクラークソン。
ジャズでもシックスマンの役割は変わりませんが、システムがはまりスリーポイントの試投数が過去最高となりました。
初年度からプレイオフに進出しましたが、ナゲッツと7戦までもつれこむ接戦の末敗れシーズンを終えています。
前回のプレイオフとは違い、クラークソンは7試合全てでベンチから2ケタ得点を挙げ、Game2と4では20得点を超えました。
2020-21シーズンもジャズでプレイしたクラークソン。
その得点力はさらに加速し、ベンチからの活躍が認められれ、自身初となるシックスマン賞を獲得しました。
チームもウェスト首位でプレイオフに進出しましたが、カンファレンスセミファイナルでクリッパーズに敗れ、ファイナル進出はなりませんでした。
プレイスタイル
スリーポイントとドライブで得点をかさねる安定したスコアラー。
ミドルショットや、フローターなどバリエーションも豊富です。
ディフェンス面も意識され、理想的なシックスマンに。
キャリスタッツ
レギュラーシーズン
シーズン | 年齢 | チーム | 出場試合 | 出場時間 | 得点 | リバウンド | アシスト | FG確率 | 3PT確率 | FT確率 | スティール | ブロック | TO |
14-15 | 22 | LAL | 59 | 25.0 | 11.9 | 3.2 | 3.5 | 44.8% | 31.4% | 82.9% | 0.9 | 0.2 | 1.6 |
15-16 | 23 | LAL | 79 | 32.3 | 15.5 | 4.0 | 2.4 | 43.3% | 34.7% | 80.4% | 1.1 | 0.1 | 1.7 |
16-17 | 24 | LAL | 82 | 29.2 | 14.7 | 3.0 | 2.6 | 44.5% | 32.9% | 79.8% | 1.1 | 0.1 | 2.0 |
17-18 | 25 | 合計 | 81 | 23.3 | 13.9 | 2.7 | 2.7 | 45.1% | 35.2% | 80.0% | 0.7 | 0.1 | 1.6 |
17-18 | 25 | LAL | 53 | 23.7 | 14.5 | 3.0 | 3.3 | 44.8% | 32.4% | 79.5% | 0.7 | 0.1 | 1.8 |
17-18 | 25 | CLE | 28 | 22.6 | 12.6 | 2.1 | 1.7 | 45.6% | 40.7% | 81.0% | 0.7 | 0.1 | 1.1 |
18-19 | 26 | CLE | 81 | 27.3 | 16.8 | 3.3 | 2.4 | 44.8% | 32.4% | 84.4% | 0.7 | 0.2 | 1.7 |
19-20 | 27 | 合計 | 71 | 24.0 | 15.2 | 2.6 | 1.9 | 45.4% | 36.8% | 83.6% | 0.6 | 0.2 | 1.4 |
19-20 | 27 | CLE | 29 | 23.0 | 14.6 | 2.4 | 2.4 | 44.2% | 37.1% | 88.4% | 0.6 | 0.3 | 1.3 |
19-20 | 27 | UTA | 42 | 24.7 | 15.6 | 2.8 | 1.6 | 46.2% | 36.6% | 78.5% | 0.7 | 0.2 | 1.4 |
20-21 | 28 | UTA | 68 | 26.7 | 18.4 | 4.0 | 2.5 | 42.5% | 34.7% | 89.6% | 0.9 | 0.1 | 1.7 |
21-22 | 29 | UTA | 79 | 27.1 | 16.0 | 3.5 | 2.5 | 41.9% | 31.8% | 82.8% | 0.8 | 0.2 | 1.6 |
22-23 | 30 | UTA | 61 | 32.6 | 20.8 | 4.0 | 4.4 | 44.4% | 33.8% | 81.6% | 0.5 | 0.2 | 2.0 |
プレイオフ
シーズン | 年齢 | チーム | 出場試合 | 出場時間 | 得点 | リバウンド | アシスト | FG確率 | 3PT確率 | FT確率 | スティール | ブロック | TO |
17-18 | 25 | CLE | 19 | 15.1 | 4.7 | 1.7 | 0.7 | 30.1% | 23.9% | 83.3% | 0.4 | 0.2 | 0.7 |
19-20 | 27 | UTA | 7 | 28.6 | 16.7 | 3.4 | 2.1 | 46.4% | 34.7% | 100.0% | 0.9 | 0.0 | 1.0 |
20-21 | 28 | UTA | 11 | 27.1 | 17.5 | 3.1 | 1.5 | 40.6% | 35.1% | 96.2% | 0.6 | 0.3 | 2.1 |
21-22 | 29 | UTA | 6 | 28.3 | 17.5 | 3.2 | 1.3 | 54.8% | 37.5% | 88.9% | 0.5 | 0.2 | 1.7 |
年齢 | 30歳 |
身長 | 196cm |
体重 | 88kg |
国籍 | アメリカ フィリピン |
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