ジョエルエンビード:次世代No.1センター

 

カメルーン出身のセンタープレイヤー、ジョエルエンビード。

カンザス大学で1年間プレイした後、アーリーエントリーでNBAに入団しました。

大学時代

 

それほど前の姿でもないため、髪型以外は今とそれほど相違はありません。

サイズをいかしたインサイドに加えて、スリーポイントも大学時代から放っていました。

また、ディフェンスでの評価も高かったようです。

NBA2014ドラフト

ジョエルエンビードは、2014年のドラフト1巡目3位でシクサーズに指名され入団しています。

ドラフト前に足の骨折が判明し、手術したため2014-15シーズンは絶望とされながらもこの順位であったことはエンビードへの期待の表れでしょう。

2014ドラフトの上位6名は以下の通りです。

  1. アンドリューウィギンス
  2. ジャバリパーカー
  3. ジョエルエンビード
  4. アーロンゴードン
  5. ダンテエクザム
  6. マーカススマート

豊作の年が続いています。

 

2014-15シーズン

NBA入りを果たした2014-15シーズンは足の怪我によりシーズンを全休しています。

2015-16シーズン

デビューゲームを期待されたシーズンでしたが、怪我の調子が芳しくなく再手術となりまたもやシーズンを全休することになりました。

足の疲労骨折が元の怪我ですが、サイズ的な面やプレイなどからも常人では想像できないほどの負荷がかかっていたのかもしれません。

2016-17シーズン

2年間リハビリに専念したエンビードは2016-17シーズンのプレシーズンゲームでNBAの舞台に初めてそのプレイを披露し、開幕戦では20得点を超える活躍を見せます。

 

 

その後もセブンフッターとは思えない次世代のプレイを見せたエンビードですが、膝の怪我により2016-17シーズンも31試合出場した時点で残りゲームを全休となってしまいました。

31試合での平均スタッツは以下の通りです。

 

出場時間 25.4
得点 20.2
リバウンド 7.8
ブロック 2.5
FG確率 46.6%
3PT確率 36.7%

 

出場時間と得点のバランスは明らかにルーキーの数字とはかけ離れています。

フィールドゴール確率がセブンフッターの中では低く感じますが、平均で3.2本のスリーポイントを放っているため致し方ないところでしょう。

 

 

ルーキーシーズンでレブロンのレイアップをどこにボールが飛んで行ったか分からないほどブロックできる選手は探す方が難しいでしょう。

 

 

 

2017-18シーズン

エンビード同様にルーキーシーズンを怪我により全休したベンシモンズもチームに加わりエンビードのバスケットはより進化を遂げていきます。

 

 

 

サイズや身体能力はさることながら、アメリカ人の選手には見られないテクニックを2人の選手に感じているファンも少なくないでしょう。

2011-12シーズンからプレイオフに進出できていないシクサーズですが、2017-18シーズンはプレイオフでエンビードの活躍を見ることが出来ました。

初出場となったオールスターでも、他のスタープレイヤーに遜色のない存在感を放っていました。

 

 

2017-18シーズンの平均スタッツは以下の通りです。

 

出場時間 30.3
得点 22.9
リバウンド 11.0
ブロック 1.8
FG確率 48.3%
3PT確率 30.8%

 

レギュラーシーズン3位と好成績でプレイオフに臨んだシクサーズでしたが、カンファレンスセミファイナルでセルティックスに1-4で敗れシーズンを終えています。

レギュラーシーズン終盤にエンビードは眼窩骨折を負い、フェイスマスクをつけファーストラウンド途中から復帰しました。

エンビードの復帰によりチームは安定度を明らかに増しましたがそのプレイはまだファンの想像を超えるものではありませんでした。

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