ジェームズハーデン:ステップバックとユーロステップの代名詞

2019-20シーズン

シーズン前に、クリスポールとサンダーのラッセルウェストブルックのトレードが発表されました。

 

 

新たな強力なデュオに注目が集まる中、ロケッツはシーズンを通して最適な戦略を探っているといった雰囲気で、センターのカペラも放出しシーズン後半は、1試合通じてスモールラインナップでゲームを展開しました。

 

 

ハーデン自身は、波の荒いシーズンとなっていてスリーポイントの確率次第でその日の得点が左右されるといった雰囲気でした。

ウェスト4位でプレイオフに進出したロケッツ。

ファーストラウンドでは、サンダーと7戦目までもつれたシリーズを制しましたが、カンファレンスセミファイナルでレイカーズに1勝4敗で完敗しシーズンを終えています。

2020-21シーズン

シーズンオフにヘッドコーチのマイクダントーニが退団し、チーム状況は最悪とも言われたロケッツ。

ハーデン自身も、トレードをあからさまに要求しながらシーズンを進めるような異様な雰囲気でした。

ハーデン程のサラリーとなると、トレードの落としどころも難しく、交渉は難航していたようですが、4チーム間の大型トレードによりハーデンはネッツへ移籍することになりました。

 

 

ネッツには、ケビンデュラントとカイリ―アービングも既に所属しており、過去のNBAを見ても超強力なBIG3となりました。

デュラントやアービングが怪我で欠場することが多い中、ハーデンはネッツで勝ち星をかさねました。

しかしシーズン終盤にハムストリングを痛め、プレイオフの直前に復帰しました。

プレイオフには3人揃い踏みでイースト2位シードで進んだネッツ。

ファーストラウンドのセルティックスとのシリーズでハーデンは得点とアシストを量産し、チームの勝利に貢献しました。

 

 

4-1でセルティックスを降し、カンファレンスセミファイナルでバックスと対戦したネッツ。

Game1でハーデンは、開始約40秒でハムストリングの痛みが再発し、その後もGame4まで欠場しました。

アービングがGame4で負傷したため、Game5からハーデンはゲームに出場しましたが、明らかに動きは違い、孤軍奮闘するデュラントの活躍もとどかず、Game7に延長の末敗れシーズンを終えています。

シクサーズへ移籍

2021-22シーズンもネッツで活躍を続けたハーデンでしたが、シーズン途中にシクサーズとのトレードにより移籍することになりました。

ベンシモンズやセスカリー、アンドレドラモンド等の絡む大型トレードになり、KDとカイリ―アービング、ハーデンのBIG3は充分な時間一緒にプレイすることなく、チームを離れることになりました。

 

 

イースト4位でプレイオフに進出したシクサーズ。

ファーストラウンドでラプターズを退けると、カンファレンスセミファイナルでヒートと対戦しました。

ハーデンは、得点とアシストを量産しましたが、イースト首位のヒートに2-4で敗れシーズンを終えています。

2022-23シーズン

2022-23シーズンもシクサーズでプレイした、ハーデン。

シーズン序盤に欠場が続いたものの、58試合に全てスターターで出場し、平均21.0得点に加え、10.7アシストで、自身2度目となるアシスト王を獲得しました。

 

 

イースト3位でプレイオフに進出したシクサーズ。

ファーストラウンドで、古巣ネッツをスイープすると、カンファレンスセミファイナルでイースト2位のセルティックスと対戦しました。

3勝2敗でシリーズリードする場面もありましたが、連敗でカンファレンスファイナル進出を逃しました。

ハーデン自身も40点越えのゲームが2度あり、本当に惜しいシリーズとなりました。

 

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