クリスタス・ポルジンギスは、ラトビア出身のバスケット選手です。
ラトビアでは、国の中でもバスケットはとても盛んなスポーツで、NBAまで届かない選手も多いですが、スペインをはじめとしたヨーロッパのプロリーグでプレイする選手もたくさんいます。
ポルジンギスのキャリアやプレイスタイルについて、動画を中心に見ていきましょう。
NBA入団前
ポルジンギスもNBAの前は、スペインのプロバスケットボールリーグ、リーガACBでプレイしていました。
上の動画は、2011-2015までプレイしたリーガACB、CBセビリアでのハイライト動画ですが、16歳からプロでプレイし、20歳までにこれだけハイライト出来る活躍を果たしています。
日本でもBリーグで、若い世代から活躍してくれる選手がきっと出てくるでしょう。
それでも中学を卒業して、そのままBリーグというのはB3やB2であってもあまり想像がつきません。
NBA入団-2015ドラフト
ポルジンギスは、2015年のドラフト4位でニックスに指名されNBA入りを果たしました。
ちなみに2015年度ドラフトの上位10名は以下の通りです。
チーム | 選手 | |
1 | ウルブズ | カールアンソニータウンズ |
2 | レイカーズ | デアンジェロラッセル |
3 | 76ers | ジャリルオカフォー |
4 | ニックス | ポルジンギス |
5 | マジック | マリオヘゾニア |
6 | キングス | ウィリーコリー |
7 | ナゲッツ | エマニエルムディエイ |
8 | ピストンズ | スタンリージョンソン |
9 | ホーネッツ | フランクカミンスキー |
10 | ヒート | ジャスティスウィンズロウ |
下の動画はドラフト時の様子ですが、ニューヨークファンは頭を抱えています。
アメリカのNCAAで活躍した選手も充分に指名できる順位だっただけに、ファンとしては全く知らないポルジンギスの獲得に納得いかない方も多かったようです。
あんな子供までブーイングを・・・
それでもポルジンギスはそんな厳しい状況下の中、そのプレイで徐々にそういった声をかき消していきます。
2015-16シーズン
ニックスファンの予想を遥かに超えたプレイを、ポルジンギスはルーキーシーズンから披露します。
不審にあえいでいたチームだけに、プレイタイムが多く与えられたのも早く結果が出た要因の一つかもしれません。
ファーストシーズンから72試合に出場し、平均出場時間は28分を超えています。
その中で平均14.3得点7.3リバウンドというスタッツをポルジンギスは残しています。
チームのエースはカーメロアンソニーでしたが、オフェンス・ディフェンス共にポルジンギスがチームを支えているといっても過言ではないほど、その活躍は目にとまりました。
しかし、2015-16シーズンのニックスの成績は32勝50敗と、プレイオフには進出できずにシーズンを終えています。
新人王のタイトルも期待される活躍を見せたポルジンギスでしたが、惜しくも2位選考となり新人王獲得はなりませんでした。
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