強豪ひしめくウェスタンカンファレンスで、9年連続プレイオフに進出しているブレイザーズ。
ダミアンリラードと共にバックコートを支えたCJマッカラム。
2021-22シーズン途中にペリカンズへ移籍しました。
CJマッカラムのキャリアやプレイスタイルについて、動画を中心に見ていきましょう。
大学時代
大学自体はあまり有名ではありませんでしたが、3年生時のNCAAトーナメントで、名門DUKE大学に勝利しアップセットの立役者となりました。
30得点6リバウンド6アシストの活躍を見せています。
3年生終了時にNBAへのアーリーエントリーを表明しました。
ドラフト10位でブレイザーズ入団
2013年のドラフト1巡目10位でブレイザーズに入団したマッカラム。
2013年組というと、やや若い世代に押されがちですが、オラディポやアダムス、アデトクンポと同世代です。
キャリア初期
初年度は、ケガにより開幕からロスター入りは果たせませんでした。
1月辺りから38試合に出場しますが、すべてベンチスタートで平均約12分のプレイタイムにとどまりました。
翌2014-15シーズンも後半からやや出場機会は増えましたが、出場した62試合のうちスターターは3ゲームにとどまり、平均プレイタイムも約15分と伸びませんでした。
それでもプレイオフで33得点を挙げるなどその片鱗を見せます。
2015-16シーズン
開幕戦からスタートを勝ち取ったマッカラムは、これまでの2年間とは別人のような成績を残しました。
出場した80ゲーム全てがスタートメンバーで、平均プレイタイムは約15分から約35分に伸びます。
平均得点も6.8得点から20.8得点と大きく飛躍しました。
2015-16シーズンで飛躍的な成長を遂げたマッカラムはMIP賞を受賞しています。
2016-17シーズン
翌年も変わらない活躍を見せるマッカラム。
シーズンを通しフリースロー確率を91.2%を記録し、リーグトップとなりました。
平均得点はさらに伸び、スリーポイント確率42.1%、FG確率48%というスタッツを残しています。
プレイオフ初戦では王者ウォリアーズ相手に初戦から41得点を挙げる活躍を見せますが、スイープで敗れシーズンを終えています。
2017-18シーズン
前年に比べ、ややスタッツは落ちたものの1試合50得点を記録するなどその爆発的な得点力に変わりはありません。
チームもウェスト3位でプレイオフに進出する好調ぶりでした。
しかし、プレイオフ初戦でペリカンズと対戦したブレイザーズは、まさかのスイープ負けを喫し、2年連続でファーストラウンドスイープでシーズンを終えるカタチとなりました。
2018-19シーズン
2018-19シーズンも変わらない活躍を見せるマッカラム。
チームも上位に位置し、プレイオフでもカンファレンスファイナルまで駒を進めました。
王朝ウォリアーズに、挑むことになりましたがケビンデュラントを怪我で欠くウォリアーズ相手にスイープで敗れシーズンを終えています。
2019-20シーズン
新型コロナウィルスの影響で、イレギュラーなシーズンとなりました。
シーズン中断後、バブル入りしたブレイザーズは、ダミアンリラードを中心に快進撃を見せ、プレイオフ進出を決めます。
プレイオフでは、ファーストラウンドでチャンピオンリングを獲得したレイカーズと対戦しました。
初戦を勝利しますが、そこから4連敗を喫し、シーズンを終えています。
マッカラムは平均23.2得点を挙げ、第5戦では36得点7アシストを記録しています。
2020-21シーズン
シーズン序盤は欠場が続き、レギュラーシーズンは47試合の出場にとどまりました。
シーズン後半は欠場もなく、レギュラーシーズンではキャリアハイとなる平均23.1得点を記録しています。
プレイオフでは、ファーストラウンドでナゲッツと対戦しました。
初戦にアウェイで勝利しましたが、2-4で敗れシーズンを終えています。
マッカラム自身も平均で20得点以上記録しましたが、調子に波がありました。
2021-22シーズン
2021-22シーズンもブレイザーズでプレイしたマッカラムでしたが、トレードデッドラインを前に、ペリカンズへ移籍することになりました。
デビュー後9シーズン目で初めての移籍となります。
キャリアスタッツ
レギュラーシーズン
シーズン | 年齢 | チーム | 出場試合 | 出場時間 | 得点 | リバウンド | アシスト | FG確率 | 3PT確率 | FT確率 | スティール | ブロック | TO |
13-14 | 22 | POR | 38 | 12.5 | 5.3 | 1.3 | 0.7 | 41.6% | 37.5% | 67.6% | 0.4 | 0.1 | 0.9 |
14-15 | 23 | POR | 62 | 15.7 | 6.8 | 1.5 | 1.0 | 43.6% | 39.6% | 69.9% | 0.7 | 0.1 | 0.8 |
15-16 | 24 | POR | 80 | 34.8 | 20.8 | 3.2 | 4.3 | 44.8% | 41.7% | 82.7% | 1.2 | 0.3 | 2.5 |
16-17 | 25 | POR | 80 | 35.0 | 23.0 | 3.6 | 3.6 | 48.0% | 42.1% | 91.2% | 0.9 | 0.5 | 2.2 |
17-18 | 26 | POR | 81 | 36.1 | 21.4 | 4.0 | 3.4 | 44.3% | 39.7% | 83.6% | 1.0 | 0.4 | 1.9 |
18-19 | 27 | POR | 70 | 33.9 | 21.0 | 4.0 | 3.0 | 45.9% | 37.5% | 82.8% | 0.8 | 0.4 | 1.5 |
19-20 | 28 | POR | 70 | 36.5 | 22.2 | 4.2 | 4.4 | 45.1% | 37.9% | 75.7% | 0.8 | 0.6 | 1.8 |
20-21 | 29 | POR | 47 | 34.0 | 23.1 | 3.9 | 4.7 | 45.8% | 40.2% | 81.2% | 0.9 | 0.4 | 1.4 |
プレイオフ
シーズン | 年齢 | チーム | 出場試合 | 出場時間 | 得点 | リバウンド | アシスト | FG確率 | 3PT確率 | FT確率 | スティール | ブロック | TO |
13-14 | 22 | POR | 6 | 4.0 | 0.7 | 0.2 | 0.0 | 9.1% | 0.0% | 100.0% | 0.0 | 0.0 | 0.2 |
14-15 | 23 | POR | 5 | 33.2 | 17.0 | 4.0 | 0.4 | 47.8% | 47.8% | 76.9% | 1.2 | 0.2 | 1.2 |
15-16 | 24 | POR | 11 | 40.2 | 20.5 | 3.6 | 3.3 | 42.6% | 34.5% | 80.4% | 0.9 | 0.5 | 1.8 |
16-17 | 25 | POR | 4 | 35.0 | 22.5 | 6.0 | 1.0 | 40.0% | 50.0% | 93.8% | 1.0 | 0.5 | 3.8 |
17-18 | 26 | POR | 4 | 38.8 | 25.3 | 2.0 | 3.5 | 51.9% | 42.3% | 76.9% | 1.3 | 0.3 | 2.3 |
18-19 | 27 | POR | 16 | 39.7 | 24.7 | 5.0 | 3.7 | 44.0% | 39.3% | 73.2% | 0.8 | 0.6 | 1.9 |
19-20 | 28 | POR | 5 | 39.2 | 23.2 | 5.8 | 3.2 | 44.4% | 37.1% | 68.2% | 1.2 | 0.4 | 3.0 |
20-21 | 29 | POR | 6 | 40.0 | 20.7 | 6.0 | 4.3 | 43.9% | 33.3% | 76.9% | 0.3 | 0.7 | 2.0 |
年齢 | 31歳 |
身長 | 193cm |
体重 | 91kg |
国籍 | アメリカ |
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