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マイクコンリー:ディフェンスにも長けた左利きのポイントガード

 

攻撃的なポイントガードが目立つ昨今のNBAですが、マイクコンリーもその中の1人に数えられるプレイヤーです。

そのプレイは、名だたるガード陣と比較しても全く遜色ありません。

マイクコンリーのキャリアやプレイスタイルについて、動画を中心に見ていきましょう。

 

2007年ドラフト4位でNBA入団

マイクコンリーは、2007年に全体4位指名でグリズリーズに入団しました。

2007年のNBAドラフトと言うと、上位にグレッグオデン・ケビンデュラント・アルホーフォードといった今をときめく面々が顔を連ね、大学時代からマイクコンリーの評価がどれほど高かったのかよく分かります。

アルティメットディフェンス

マイクコンリーというとディフェンスをイメージする方も少なくありません。

スタープレイヤーであるカリーやウェストブルック、ポールも口を揃えてコンリーのディフェンスを嫌がるとも言われていて、ルールギリギリのシビアでタイトなディフェンスは素晴らしいと何度も感じさせてくれます。

 

 

 

 

キャリア

2007年にNBAメンフィスグリズリーズに入団したマイクコンリーですが、ルーキーイヤーから53ゲームに出場し9.4得点4.2アシストという平均スタッツを残します。

翌年は82試合すべてに出場し、3年目からはスタートメンバーとして定着しスタッツも徐々に上げていきました。

チームとしては、入団4年目に初のプレイオフ出場を果たしていて、そこから5年連続でプレイオフ出場と強豪チームまで引き上げました。

それでも5年間のプレイオフでの最高成績は、2012-13シーズンのカンファレンスファイナル出場となっていて、カンファレンスファイナルではスパーズにスイープで敗れ、そのスパーズもチャンピオンリングを獲得することは出来ませんでした。

 

 

2014-15のプレイオフでもウェスタンカンファレンスを制したウォリアーズに2勝1敗と一時はリードしましたが、結果的にそこから3連敗の4-2で敗れています。

コンリーが有能で、NBAを代表するポイントガードであることに異論を唱える方は少ないと思われますが、グリズリーズの当時の戦力でチャンピオンリングを本気で獲得できると思っている方は僅かでしょう。

 

 

 

アキレス腱の負傷

マイクコンリーは2017-18シーズン12ゲームの出場にとどまりました。

アキレス腱痛により手術を強いられ来季からの復帰を目指します。

チームもプレイオフ進出を逃し、レイカーズにはレブロンが加入するなどさらにウェスタンカンファレンスは激化するため再起とともにチームの復活を望むファンは多いでしょう。

Come Back

コンリーは2018-19シーズン見事にケガから復帰しチームの勝利に貢献しています。

団子状態のウェスタンカンファレンスで一時は首位になるほどチームも勝ち星を重ねました。

 

 

ジャズへ移籍

2019-20シーズンを前に、12シーズンプレイしたグリズリーズからジャズへ移籍しました。

ジャズにはドノバンミッチェルやボーヤンボクダノビッチなど点の取れるプレイヤーも多かったため、コンリーの平均スタッツは下がりましたが、変わらない存在感でチームの勝利に貢献しました。

チームも6位でプレイオフに進出し、上位ナゲッツに3-1とリードしましたが、3連敗で敗れシーズンを終えています。

2020ー21シーズン

2020-21シーズンもジャズでプレイしたマイクコンリー。

スタッツもさることながら、+/-で大きくプレスになるゲームが続きました。

 

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欠場者の次点ではありますが、14シーズン目にしてオールスターゲーム2021に初選出されました。

 

 

シーズン後半は欠場が続いたコンリーでしたが、チームはウェスト首位でプレイオフに進出しました。

グリズリーズを4-1で退けたジャズでしたが、コンリーは2月から痛めていたハムストリングの負傷を再発させ、カンファレンスセミファイナルのクリッパーズ戦を第5戦まで欠場しました。

2-3と追い込まれ後がなくなり第6戦に出場しましたが、思ったような結果は出ず2-4で敗れシーズンを終えています。

ウルブズへ移籍

シーズンオフにドノバンミッチェルやルディゴベア、ボクダノビッチといった主要メンバーを放出したジャズ。

コンリーは新加入のメンバーと共に、奮闘しましたが徐々に勝率は下がり、オールスターを前にジャズ、レイカーズ、ウルブズ間のトレードでウルブズへ移籍することになりました。

 

 

キャリアスタッツ

レギュラーシーズン

シーズン 年齢 チーム 出場試合 出場時間 得点 リバウンド アシスト FG確率 3PT確率 FT確率 スティール ブロック TO
07-08 20 MEM 53 26.1 9.4 2.6 4.2 42.8 33.0 73.2 0.8 0.0 1.7
08-09 21 MEM 82 30.6 10.9 3.4 4.3 44.2 40.6 81.7 1.1 0.1 1.7
09-10 22 MEM 80 32.1 12.0 2.4 5.3 44.5 38.7 74.3 1.4 0.2 2.1
10-11 23 MEM 81 35.5 13.7 3.0 6.5 44.4 36.9 73.3 1.8 0.2 2.2
11-12 24 MEM 62 35.1 12.7 2.5 6.5 43.3 37.7 86.1 2.2 0.2 2.0
12-13 25 MEM 80 34.5 14.6 2.8 6.1 44.0 36.2 83.0 2.2 0.3 2.4
13-14 26 MEM 73 33.5 17.2 2.9 6.0 45.0 36.1 81.5 1.5 0.2 2.1
14-15 27 MEM 70 31.8 15.8 3.0 5.4 44.6 38.6 85.9 1.3 0.2 2.2
15-16 28 MEM 56 31.4 15.3 2.9 6.1 42.2 36.3 83.4 1.2 0.3 1.5
16-17 29 MEM 69 33.2 20.5 3.5 6.3 46.0 40.8 85.9 1.3 0.3 2.3
17-18 30 MEM 12 31.1 17.1 2.3 4.1 38.1 31.2 80.3 1.0 0.3 1.5
18-19 31 MEM 70 33.5 21.1 3.4 6.4 43.8 36.4 84.5 1.3 0.3 1.9
19-20 32 UTA 47 29.0 14.4 3.2 4.4 40.9 37.5 82.7 0.8 0.1 2.0
20-21 33 UTA 51 29.4 16.2 3.5 60. 44.4 41.2 85.2 1.4 0.2 1.9

 

プレイオフ

シーズン 年齢 チーム 出場試合 出場時間 得点 リバウンド アシスト FG確率 3PT確率 FT確率 スティール ブロック TO
10-11 23 MEM 13 39.0 15.2 3.8 6.4 38.8 29.7 83.0 1.1 0.2 2.3
11-12 24 MEM 7 39.6 14.1 3.3 7.1 42.1 50.0 75.0 0.9 0.0 2.3
12-13 25 MEM 15 39.3 17.0 4.7 7.1 38.4 28.1 76.3 1.7 0.3 2.3
13-14 26 MEM 7 38.1 15.9 4.6 7.9 43.1 11.1 76.9 2.0 0.1 2.1
14-15 27 MEM 8 30.4 14.4 1.1 5.0 42.7 30.3 82.1 1.4 0.0 1.5
16-17 29 MEM 6 37.3 24.7 3.2 7.0 48.5 44.7 83.8 1.7 0.5 2.0
19-20 32 UTA 5 33.0 19.8 2.8 5.2 48.4 52.9 86.4 1.6 0.2 1.0
20-21 33 UTA 6 29.3 15.3 3.5 7.7 42.6 52.9 100 0.2 0.5 2.3

 

 

 

年齢 36歳
身長 185cm
体重 79kg
国籍 アメリカ

 

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