シャキールオニール:NBAの歴史を変えたセンター

レイカーズ時代

 

結局マジックでは先程のファイナル出場が最高成績で、FAとなったシャックはレイカーズへと移籍します。

当時まだコービーブライアントもルーキーで、思ったようにチームもまとまらずウェスタンカンファレンスではロケッツ、スパーズ、ジャズといった強豪ぞろいでカンファレンスファイナル進出がやっとという状況でした。

それでもシャックはシーズン平均25得点以上という成績をレイカーズに入団してから7年間も継続しています。

転機となったのは、マイケルジョーダン率いるシカゴブルズを6度のチャンピオンに導いたフィルジャクソンがヘッドコーチに就任した年でした。

コービーブライアントもその年からシーズン平均得点を20得点代に乗せ、チームは一気に飛躍しファイナル進出と共にシャックは自身初となるチャンピオンリングを獲得します。

 

 

 

 

さらにその翌年、翌々年もチャンピオンとなり見事にスリーピートを達成します。

 

 

 

シャック自身も3年連続ファイナルMVPというシャック以外ではマイケルジョーダンしか達成していない偉業を成し遂げます。

まさにシャックの全盛期といえ、身体的にもメンタル的にも経験的にも熟成していました。

ダブルチームを仕掛けてもシャックを止められない相手チームは、フリースローが苦手だったシャックにボールを持っていないところでもかまわずファールしてフリースローをうたせるハックザシャックという戦術が生まれたほどでした。

 

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