バディヒールド:バハマ出身のスリーポイントシューター

 

スリーポイント全盛ともいえるNBA。

バハマ出身のバディヒールドも、アウトサイドシュートを得意とする選手です。

学生時代からのキャリアも含めて見ていきましょう。

高校時代

 

バハマの高校で全国優勝を果たしたヒールドはNBAを目指し渡米しました。

動画を見てもわかる通り、この頃からアウトサイドシュートを武器にプレイしています。

大学時代

 

オクラホマ大学に進学したヒールドは、アーリーエントリーはせず4年生まで大学でプレイしました。

スリーポイントを中心に年々シーズン平均得点も上がり、最終学年時には多くの賞を受賞しています。

 

 

ドラフト6位でペリカンズ入団

ヒールドは2016年のドラフト1巡目6位でペリカンズに指名されました。

1位のベンシモンズをはじめとして、上位10人の中にヒールドを含め6人の選手がアメリカ国籍以外というのも近代NBAを物語っています。

 

 

ルーキーイヤー

 

ペリカンズで52試合に欠場なく出場したヒールドでしたが、シーズン途中にデマーカスカズンズを中心とした大型トレードによりキングスに移籍することになります。

キングスへ移籍したことにより、ヒールドのプレイタイムは10分弱伸び、平均得点もペリカンズ在籍時の倍近い15.1得点と飛躍しました。

 

 

2017-18シーズン

 

2017-18シーズン、キングスは27勝55敗と苦しいシーズンになりました。

ヒールド自身は80試合に出場しましたが、スタートには定着できず、プレイタイムも前年を下回っています。

平均得点も13.5得点とやや伸び悩みました。

 

 

 

2018-19シーズン

 

2018-19シーズンに入り、序盤から全てのゲームにスタートで出場したヒールド。

シュート確率が格段に上がりその得点力に磨きがかかり、平均得点もキャリアで初めて20点台に乗せました。

2019-20シーズン

2019-20シーズンも変わらずキングスでプレイしたバディヒールド。

オールスターのスリーポイントコンテストでは、チャンピオンに輝きました。

 

 

シーズンでも高確率でスリーポイントを沈めましたが、チームは12位でプレイオフ進出は厳しい状況が続いています。

 

 

2020-21シーズン

2020-21シーズンの全72ゲームのうち、バディヒールドは71試合に出場しました。

昨今は、怪我無くシーズンを終えるのがとても難しく、そんな中得点源のバディヒールドが1試合でシュートを放ち続けてくれたことはとても大きかったでしょう。

 

 

スリーポイントのアテンプトはさらに増え、1試合平均10.2本のスリーポイントを放ち、4.0本沈めました。

それでもチームの勝率は上がらず、31勝41敗のウェスト12位でシーズンを終えています。

キャリアスタッツ

レギュラーシーズン

シーズン 年齢 チーム 出場試合 出場時間 得点 リバウンド アシスト FG確率 3PT確率 FT確率 スティール ブロック TO
16-17 24 NOP 57 20.4 8.6 2.9 1.4 39.3 36.9 87.9 0.3 0.1 0.8
16-17 24 SAC 25 29.1 15.1 4.1 1.8 48.0 42.8 81.4 0.8 0.1 2.1
17-18 25 SAC 80 25.3 13.5 3.8 1.9 44.6 43.1 87.7 1.1 0.3 1.6
18-19 26 SAC 82 31.9 20.7 5.0 2.5 45.8 42.7 88.6 0.7 0.4 1.8
19-20 27 SAC 72 30.8 19.2 4.6 3.0 42.9 39.4 84.6 0.9 0.2 2.3
20-21 28 SAC 71 34.3 16.6 4.7 3.6 40.6 39.1 84.6 0.9 0.4 1.8

 

プレイオフ

出場経験なし

 

 

年齢 30歳
身長 196cm
体重 96kg
国籍 バハマ

 

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