2015-16限りでの引退を表明したコービーブライアント。
これまでのキャリアの中で数々の記録と記憶に残るプレイを多く輩出して来ました。
世界的なバスケット界のスーパースターとも呼べるコービーブライアントですが、そのキャリアの中で最も印象に残ったゲームを聞かれたら、1試合で81得点を挙げたゲームと答える方も少なくないでしょう。
2006.1.22 レイカーズvsラプターズ
2006年の1月22日にその伝説のゲームはおこなわれ、今も尚様々なシーンで語り継がれています。
コービーブライアント個人スタッツ
81得点ともなるとどんなスタッツになるのか少し見当がつきませんが、1つ1つ見ていきましょう。
- 出場時間:41分56秒
- 得点:81得点
- アシスト:2アシスト
- リバウンド:6(OR2・DR4)リバウンド
- ブロック:1ブロック
- スティール:3スティール
- ターンオーバー:3
- ファール:1
- フィールドゴール確率:60.9%(28/46)
- スリーポイント確率:53.8%(7/13)
- フリースロー確率:90%(18/20)
上の数字を見てどのような感想をもちましたか?!
驚くべきはやはりその成功確率ではないでしょうか。
シュートを46本放ち、フリースローを20本獲得しているのでコービーの体力は相当削られていたことが予想されます。
その中でのこの確率・・・特にフリースロー18/20というのがバスケットにおけるフリースローの重要性と共にコービーの凄さを物語っているように感じます。
上記のような確率を30点入れる選手で見ることはありますが、81点をとるほど攻め続けて実現できる選手はNBAといっても他にいるかどうかも定かではないと思えるほどです。
NBA1試合での得点記録
NBAの長い歴史の中でも81得点という記録はそうそう出るものではありません。
NBAの1試合での最高得点記録はウェルトチェンバレンの100得点となっていて、1962年のことなので今から62年も前のことです。
比較するのはややナンセンスなのかもしれません。
バスケットにおいて1人の選手が多く点数を入れることが必ずしもいいこととは言えませんが、ファンとしてはこれだけの得点能力を持った選手たちに憧れてしまうのは致し方ないところでしょう。
コービーブライアントのプレイをもう見ることは出来ませんが、web上には様々なハイライト動画が掲載されているので、たくさん見て盗める部分は明日からの練習に取り入れたいものです。
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