NBA2018プレイオフハイライト

NBAの歴史を変える素質を持つセンター、ロイヒバート

ロイヒバート

 

インディアナペイサーズの主軸としてポールジョージと共にチームを引っ張ったセンタープレイヤーのロイヒバート。

218cmという大型の身長ながら、広いシュートレンジ、細かいステップ、器用なフックシュートなどその体格ににつわしくないプレーが特徴的なプレイヤーで、NBAの歴史を変える可能性を持ったセンタープレイヤーでした。

基本的なイメージではバスケットにおいていえば、大きな選手はハンドリングが鈍かったり、シュートレンジも狭く、動きも遅くて、ステップも細かくふめないという印象が強いです。

それは、幼少期から体が大きく、あまりドリブルを含めたハンドリングの練習をしてこなかったケースもありますが、身長に合わせて手も信じられないくらいの大きさなので、バスケットボールの大きさであってもコントロールが難しいのが原因です。

最もフリースローを打つ可能性が高いセンタープレイヤーの成功率がNBAではシャックやハワードなどセンターの数字が低いのはそのためで、イメージ的には日本人がテニスボールでシュートするくらいの感覚だといわれています。(それは難しいですね・・・)

その中で、ヒバートはシュートレンジも広く、フリースロー確率も2年目以降は70%以上の成功率を全てのシーズンで上回っていて上回るなど、高い身長ながらこれまでのセンターとはさらに違ったプレーが出来ると期待したファンも少なくないでしょう。

 

https://www.youtube.com/watch?v=ZZ9WJ6X1eyY

 

あのアキームオラジュワンを彷彿とさせるようなポストプレーですが、オラジュワンほどの支配力がなかったのは事実です。

チームにポールジョージというもう一人のエースがいたということもありますが、ポストプレーで得点を取りにいくシーンのアテンプトが明らかに少ないです。

チームオフェンスの事情はありますが、もっと1on1を仕掛けて欲しいと思っているファンは多かったでしょう。

2014のプレーオフではカンファレンスファイナルでヒートに2-4と惨敗しましたが、ヒバート自身の内容も悪く、1ケタ得点のゲームも多く、ファールトラブルで出場時間が半分ほどしかなかったゲームではまさかの無得点に終わりました。

シーズン平均得点も2年目以降は2ケタをキープしていますが、全て10点から12点の間で、もっともっと得点をとれるプレイヤーだと強く感じます。

 

https://www.youtube.com/watch?v=91N1gvwKBqA

 

ディフェンスでもそのサイズに似つかわしくない俊敏な動きでチームのリング下を支え、ブロックやリバウンドではコンスタントにNBAでも上位の成績をおさめています。

大きな身長と長い手はブロックショット出来なくてもシューターにプレッシャーがかかっているので数字以上の効果あるのは事実です。

ディフェンスは波が無いといわれるバスケットなので、その成績は素晴らしいものがありますが、やはりオフェンスでの活躍にややかげりが見えるのが気になりました。

シーズン成績、プレーオフ成績を見ても2011-12、2012-13シーズンと比べて2013-2014は明らかにスタッツが下がっていて、プレーオフでは平均得点が1ケタと信じ難い結果でした。

スランプとも言われていましたが、その後2015年にレイカーズへ移籍するとそこからは日本でヒバートの姿を見る方が難しくなりました。

レイカーズからも1年でホーネッツへ移籍となり、2017年にはバックス、ナゲッツに放出されNBAから実質上の引退となっています。

ビッグマンとしてNBAの歴史を変える素質を持っていたという声も多く聞いただけに、デビュー後2,3年がピークだったというのは残念でなりません。

これほど恵まれた体格をもちながらもNBAでは簡単に通用するものではないという裏返しなのかもしれません。




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