NBAの歴史を変えたセンターとも言われるシャキールオニール。
その存在感は誰もが認めるところで、リング下でボールを持たれたら正直止めようがないと言える程でした。
様々なタイトルを獲得し、チャンピオンリングも4度獲得したシャックですが、今回はキャリアハイとなった61得点を記録したゲームを見てみましょう。
2000.3.6vsクリッパーズ
キャリアハイの61得点を記録したのは2000年の3月6日におこなわれたクリッパーズとのゲームです。
1999-2000シーズンはシャックがレイカーズで自身初となるチャンピオンリングを獲得したシーズンで、レギュラーシーズンとオールスター、ファイナル全てのMVPを獲得したシーズンでもあります。
また、キャリアハイゲームとなった3/6はシャックの28歳の誕生日でした。
身体的にも経験的にもチームメイトもフロントも最高のシーズンだっと言えるかもしれません。
キャリアハイゲームスタッツ
キャリアハイの61得点を記録したシャックの総スタッツは以下の通りです。
出場時間 | 45分 |
得点 | 61得点 |
リバウンド | 23リバウンド |
FG確率 | 24/35(68.6%) |
FT確率 | 13/22(59.1%) |
アシスト | 3 |
ターンオーバー | 4 |
ファウル | 2 |
まず出場時間の長さに驚かれた方もいるかもしれませんが、このシーズンのシャックの平均出場時間は40分となっていて、記録を狙うために突出して長くなったわけではありません。
今の現役選手に対し、引退した選手が色々とコメントするシーンも物議をかもす昨今ですが、このあたりのタフさもその根底にあるのでしょう。
そして確率はやはり70%弱と恐ろしい数字となっていて、苦手なフリースローも5割をきっちりと超えています。
キャリア平均のフリースロー確率が52.7%なので調子よかったと考えるべきでしょうが、9本すべて入っていれば70得点とケタ違いのスコアになっていました。
最後に
60点というと最近ではそれほど珍しくないスコアともなりましたが、スリーポイントが0本というのは大きなポイントでしょう。
レギュラーシーズンではキャリア通算でもシャックはスリーポイントを1本しか成功したことがありません。
しかもチームにはコービーブライアントなど他にも点が取れるプレイヤーはたくさんいましたし、その中でのこの記録はやはり偉大という他ないでしょう。
シャックのキャリア紹介などについては以下から。
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