ユタジャズからミネソタティンバーウルブズへ移籍した、フランス出身のセンター、ルディゴベア。
リムプロテクターとしても名高く、最優秀守備選手やオールディフェンシブファーストチームに複数回選出されています。
ゴベアのキャリアやプレイスタイルについて、動画を中心に見ていきましょう。
フランスリーグ時代
2009年からフランスリーグのショレでジュニアチームを経て、2010年からはシニアリーグでもプレイしました。
2013年ドラフト27位でNBA入団
2013年の1巡目27位でデンバーナゲッツに指名された、ゴベア。
その後のトレードでユタジャズへ移籍しました。
キャリア初期
ルーキーイヤーは、下部組織のDリーグでもプレイし、NBAの出場試合数は45試合にとどまり全てベンチスタートでした。
平均出場時間も10分を切り、平均2.3得点3.4リバウンドを記録しました。
2年目には、全82試合に出場し、37試合はスターターで起用されました。
出場時間は平均25分を超え、8.4得点9.5リバウンド2.3ブロックと数字を残していきます。
3年目には、怪我も負いましたが61試合に出場しスターターへ定着しました。
平均出場時間は30分を超え、9.1得点11.0リバウンド2.2ブロックを記録しました。
プレイオフ常連チームへ
3年目までは、プレイオフに進出できなかったゴベア。
2016-17シーズンからは、プレイオフ常連チームへと変貌していきました。
ゴベア自身も平均得点が15点前後まで伸び、2016-17シーズンはブロック王にも輝きました。
自身初のプレイオフ初戦で、ゴベアは左ひざを負傷し、Game2・3を欠場しましたがGame4からはゲームに戻りチームのシリーズ突破に貢献しました。
カンファレンスセミファイナルで、ウォリアーズと対戦したジャズはスイープで敗れシーズンを終えています。
シーズン終了後、ゴベアはオールNBAセカンドチームに加えて、オールディフェンシブファーストチームに選出されました。
2017-18シーズンを前にジャズは、ゴードンヘイワードを放出する等、ロスターの大幅な変更がありました。
ポイントガードにリッキールビオが加入し、ドラフトからドノバンミッチェルも獲得しました。
ゴベアはシーズン序盤に右膝を負傷し、約1カ月欠場しましたがシーズン全体で56試合に全てスターターで出場しました。
シーズン5位でプレイオフに進出したジャズは、ファーストラウンドでサンダーと対戦しました。
ウェストブルック、ポールジョージ、カーメロアンソニー要するサンダー相手にジャズは躍動し、シリーズの主導権を完全に握りました。
ゴベア自身もダブルダブルを量産し、シリーズ突破に大きく貢献しました。
カンファレンスセミファイナルでロケッツと対戦したジャズ。
力の差を見せられ、1勝しか挙げることが出来ず、シーズンを終えています。
シーズン終了後、ゴベアはオールディフェンシブファーストチームに加え、自身初となる最優秀ディフェンス賞を受賞しました。
2018-19シーズンは、怪我もなく81試合に出場したゴベア。
キャリア最高となる、平均15.9得点を記録しました。
昨シーズン同様にウェスト5位でプレイオフに進出したジャズ。
ファーストラウンドでロケッツと対戦しましたが、またしても1-4で敗れシーズンを終えています。
シーズン終了後、ゴベアは2年連続で最優秀ディフェンス賞を受賞しました。
2019-20シーズンでゴベアは、初めてオールスターゲームに出場しました。
新型コロナウィルスの影響でイレギュラーなシーズンとなりましたが、NBAの中でゴベアは最初に感染が確認されました。
7月にシーズンは再開され、元気な姿を見せたゴベア。
プレイオフのファーストラウンドで、ナゲッツと対戦しました。
第7戦までもつれこんだシリーズでしたが、ナゲッツが競り勝ちジャズはシーズンを終えました。
2020-21シーズンを前に、ゴベアは5年2億500万ドルの契約延長に署名しました。
ジャズは2020-21シーズンを首位でプレイオフに進出する快進撃を見せました。
ゴベアも自身3度目となる最優秀ディフェンス賞を獲得するなど、好守に渡って活躍を見せました。
プレイオフでは、ファーストラウンドでグリズリーズを4-1で降し好調なスタートを見せましたが、カンファレンスセミファイナルではクリッパーズ相手に2連勝から4連敗を喫しシーズンを終えました。
ドノバンミッチェルが万全の状態でなかったことに加えて、クリッパーズはスモールラインナップを多用し、ゴベアのマッチアップ相手がいなかったのも難しい点でした。
コメント