2018-19シーズン
カーメロアンソニーはロケッツへ移籍し、ビッグ3は1年で崩壊することとなりました。
それでもポールジョージは、更なる復活を遂げウェストブルック自身も得点ではなくアシストに回る立ち回りで、チームとしては昨シーズンより明らかによく映りました。
ウェスト6位でプレイオフに進出したサンダー。
3位ブレイザーズとの対戦でしたが、レギュラーシーズンは団子状態だったためそこまで力の差があると感じていたNBAファンは少なかったと思います。
それどころか下馬評では、サンダーの方が高かったのを覚えています。
しかし、シリーズは1-4でブレイザーズの圧勝に終わり、ダミアンリラードの劇的なブザービーターウィナーだけが記録に残ったシリーズとなってしまいました。
ロケッツへ移籍
2019-20シーズンオフに、ポールジョージを失ったサンダー。
その数日後に、ウェストブルックがクリスポールとのトレードにより、ロケッツへ移籍するという報道がありました。
ここまでサンダーひとすじだったウェストブルックですが、これだけオフシーズンに数多くのデュオが誕生していれば、移籍したくなるのも無理ないでしょう。
ジェームズハーデンとは、サンダー以来のチームメイトとなりますが、お互いに成熟しているためどのようなバスケットになるかシーズンが始まってみないと正直分かりませんでした。
シーズン中盤辺りから、ウェストブルックのプレイは方向性が決まってきたように感じたファンも多かったのではないでしょうか。
スリーポイントはほぼ封印したような雰囲気で、ファーストブレイクを中心にドライブとジャンパーで確率よく得点を重ねました。
シーズン終盤は怪我に苦しみ、ケガあけで出場したプレイオフでは本来のプレイは見られず、カンファレンスセミファイナルでレイカーズに敗れています。
ウィザーズへ移籍
2020-21シーズンを前にトレーニングキャンプが始まったころ、ジョンウォールとのトレードでワシントンウィザーズへ移籍しました。
ウィザーズでも変わらず、トリプルダブルを量産するウェストブルック。
38試合目にしてトリプルダブル数16に到達し、球団記録を塗り替えました。
5月11日におこなわれたホークス戦で、182度目のトリプルダブルを達成し、NBA記録を更新しました。
レイカーズへ移籍
2021-22シーズンを前に、レイカーズへ移籍したウェストブルック。
レブロンジェームズ、アンソニーデイビスに加えて、新たなビッグ3の誕生でした。
カーメロアンソニーやドワイトハワードも加入したことから、大きな期待が集まりましたが、勝率は上がらず、ウェストブルック自身もシュート確率の低さや凡ミスなどに批判も少なくありませんでした。
チームもウェスト11位でプレイオフ進出を逃しています。
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