レジーミラー:勝負所に強いスリーポイントシューター

Reggie Miller – Big Time

 

歴代のNBAプレイヤーや現役選手の中でスリーポイントに長けたシューターは多く存在しますが、その中でもミラータイムと呼ばれる入りだしたら止まらないイメージが強いレジ―ミラーは当時スリーポイントシューターの代名詞とも言える存在でした。

独特のシュートフォームから繰り出される、勝負所になればなるほど確率の高くなるスリーポイントに、日本人ファンもとても多かった選手の1人です。

レジ―ミラーのキャリアやプレイスタイルについて、動画を中心に見ていきましょう。

1987年ドラフト11位でNBA入団

1987年のドラフト1巡目11位でインディアナペイサーズに入団したレジーミラー。

ルーキーイヤーからシーズン平均2ケタ得点を記録し、2年目にはスターターに定着し、チームのエースとして活躍していきます。

3年目にはキャリアハイとなるシーズン平均得点24.6得点を記録したレジーミラー。

スリーポイントの印象がとても強いのとは裏腹に、スタッツで見ればキャリアの1試合での3ポイント成功数は1.8本とキャリア平均18.2得点のうちの5.4得点にしかすぎません。

アウトサイドシュートは水物とよく言われるバスケットボールですが、これほどのアウトサイドシューターであっても3ポイントだけでは生き残れないというスタッツと言えます。

 

Reggie Miller Career Highlights

 

初代クラッチシューター?!

Reggie Miller Career Retrospective

 

ハイライトシーンとなるとスリーポイントばかり出てくるので、その印象が余程強かったのでしょう。

勝負所でゲームをひっくり返すようなスリーポイントも多かったプレイヤーで、レギュラーシーズンよりもプレイオフでの活躍が目立つ選手の1人でした。

 

Young Shaquille O'Neal vs Reggie Miller INSANE Game 2 Duel Highlights (1995 ECF) – EPIC BATTLE!

 

レギュラーシーズンの平均得点キャリアハイが24.6得点なのに対しプレイオフでそれを上回った年が4度もあり、30点以上という年もありました。

 

Reggie Miller – Crazy Clutch – The 3-Point God before Steph Curry

 

当時イースタンカンファレンスはシカゴブルズ、ニューヨークニックスという強豪がペイサーズの行く手を何度も阻んで来ましたが、数々の名勝負を演出したのもレジーミラーのスリーポイントがあったからと言っても過言ではありません。

伝説の9秒8得点

最も印象深いのは1995年におこなわれたカンファレンスセミファイナルのニックス戦で、レジーミラーが見せた9秒で8得点というシーン(実際には10.2秒)ではないでしょうか。

残り18.7秒で6点ビハインドの状態から勝利した映像は今でも伝説となっています。

 

Reggie Miller Playoffs 1995 Pacers@Knicks (8pts en 18.6s)

 

ホームコートのニックスにとっては悪夢のような出来事ですが、最後まで諦めなければこういうことも起こるんだと考えさせられるシーンでもあります。

フリースローも高確率

レジーミラーはフリースローの得意な選手でもあり、平均確率が9割を超えたシーズンが8度ありました。

NBAのスリーポイント成功数もレイアレンに抜かれるまで歴代トップでしたが、シュートが上手い選手には共通点があるようにも感じてしまいます。

アテンプトの数でも歴代2位となっていて、常に打ち続けられるのがホントのシューターなのかもしれません。

 

The Art of Shooting – Steph Curry, Ray Allen, Reggie Miller

 

この中で誰がベストのシューターか?!なんて質問されたら困ってしまいますが、レジーミラーがスリーポイントの魅力や、ゲーム中にもらたらす効果、相手へのダメージなど様々な観点からスリーポイントの重要性を教えてくれた選手の1人であることは間違いありません。

キャリアスタッツ

レギュラーシーズン

シーズン年齢チーム出場試合出場時間得点リバウンドアシストFG確率3PT確率FT確率スティールブロックTO
87-8822IND8222.410.02.31.648.8%35.5%80.1%0.60.21.2
88-8922IND7434.316.03.93.147.9%40.2%84.4%1.30.41.9
89-9022IND8238.924.63.63.851.4%41.4%86.8%1.30.22.7
90-9122IND8236.222.63.44.051.2%34.8%91.8%1.30.22.0
91-9222IND8238.020.73.93.850.1%37.8%85.8%1.30.31.9
92-9322IND8236.021.23.13.247.9%39.9%88.0%1.50.31.8
93-9422IND7933.419.92.73.150.3%42.1%90.8%1.50.32.2
94-9522IND8132.919.62.63.046.2%41.5%89.7%1.20.21.9
95-9622IND7634.521.12.83.347.3%41.0%86.3%1.00.22.5
96-9722IND8136.621.63.53.444.4%42.7%88.0%0.90.32.0
97-9822IND8134.519.52.92.147.7%42.9%86.8%1.00.11.6
98-9922IND5035.718.42.72.243.8%38.5%91.5%0.70.21.5
99-0022IND8136.918.13.02.344.8%40.8%91.9%1.00.31.6
00-0122IND8139.318.93.53.244.0%36.6%92.8%1.00.21.6
01-0222IND7936.616.52.83.245.3%40.6%91.1%1.10.11.5
02-0322IND7030.212.62.52.444.1%35.5%90.0%0.90.10.9
03-0422IND8028.210.02.43.143.8%40.1%88.5%0.80.10.9
04-0522IND6631.914.82.42.243.7%32.2%93.3%0.80.11.2

 

プレイオフ

シーズン年齢チーム出場試合出場時間得点リバウンドアシストFG確率3PT確率FT確率スティールブロックTO
89-9022IND341.720.74.02.057.1%42.9%90.5%1.00.01.0
90-9122IND538.621.63.22.848.6%42.1%86.5%1.60.42.4
91-9222IND343.327.02.34.758.1%63.6%80.0%1.30.01.3
92-9322IND443.831.53.02.853.3%52.6%94.7%0.80.02.5
93-9422IND1636.023.23.02.944.8%42.2%83.9%1.30.32.0
94-9522IND1737.725.53.62.147.6%42.2%86.0%0.90.22.3
95-9622IND131.029.01.01.041.2%33.3%86.7%1.00.00.0
97-9822IND1639.319.91.82.042.6%40.0%90.4%1.20.21.7
98-9922IND1337.020.23.92.639.7%33.3%89.5%0.70.21.6
99-0022IND2240.524.02.42.745.2%39.5%93.8%1.00.51.3
00-0122IND444.331.35.02.545.6%42.9%93.3%0.80.52.8
01-0222IND539.623.63.22.850.6%41.9%87.5%1.60.22.8
02-0322IND629.39.22.32.328.3%16.0%91.3%0.20.21.2
03-0422IND1628.410.12.32.840.2%37.5%92.2%1.10.21.8
04-0522IND1333.114.83.11.543.4%31.8%94.1%0.80.11.6

 

 

年齢55歳
身長201cm
体重88.5kg
国籍アメリカ