チーム成績
チームとしても2年目からは1シーズンを除き毎年プレイオフに進出しており、何度かはプレイオフの常連と言うよりはチャンピオンリングを狙える位置まで来ていました。
実際に惜しくもリングは逃しましたがファイナルにも進出していて、シーズン成績も安定しています。
しかし、NBAにはチャンピオンリングが近くて遠いというプレイヤーがこれまでにも数え切れないほどいて、そうならないためにもヒートアップして愚考なプレイに走る姿はファンとしては見たくありません。
デュラントの移籍
2015-16シーズンまでサンダーを共に引っ張てきたケビンデュラントが、シーズン終了後にウォリアーズに電撃移籍することになりました。
ネット上では様々な意見が飛び交いましたが、デュラントを放出したサンダーでのウェストブルックのプレイは、更なる変貌を遂げます。
得点に加えて、アシスト、リバウンドをチームのために量産したウェストブルックは、2016-17シーズンの平均スタッツ31.6得点、10.7リバウンド、10.4アシストを記録します。
トリプルダブルは、NBAの中でも達成できる選手は限られていますが、シーズン平均で達成するという偉業を成し遂げました。
バスケットは5人でやるもので、5人で平均的なスタッツを残したチームの方が強いことは周知の事実ですが、そんなことを吹き飛ばすくらいとんでもない記録です。
ウェストブルック自身も全てはチームのためにしたプレイの結果であり、チームが勝ち星を重ねる方法が他にあったならここまでボールを保持することはなかったでしょう。
サンダーは、プレイオフにも進出しましたが、ファーストラウンドでロケッツに敗れました。
ゲーム後のインタビューで他選手に対して失礼な質問をした記者にウェストブルックは怒りをあらわにしたコメントをしたのも記憶に新しいところです。
ポールジョージ、カーメロの加入
2017-18シーズンを前に、ポールジョージとカーメロアンソニーといったビッグネームがサンダーへ加入しました。
新ビッグ3に加えて、アダムスが自分の仕事に没頭するチームは昨シーズンまでとは違う姿でした。
その中でもウエストブルックの活躍は変わらず、2年連続でシーズン平均トリプルダブルという史上初の快挙を成し遂げました。
上の動画のお客さんの反応を見るだけでも、どれだけ凄いことかよく分かります。
プレイオフにも期待が集まりましたが、ファーストラウンドでジャズに2-4で敗れシーズンを終えています。
乱闘シーンが何度もおこる残念なシリーズとなってしまいました。
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