ティムダンカン:基本に忠実なプレイでタイトルを積み重ねた史上最高のPF

数々のタイトル

 

基本に忠実なプレイで積み重ねたタイトルは、個人・チーム成績共にNBAトップクラスといえます。

誰もが羨むチャンピオンリングは5つ獲得していて、連覇が1つもなく最初の年と最後の年が15年間スパンがあることからも長きにわたり常にNBAのトップチームでプレイしていることがうかがえます。

 

 

個人タイトルに関しても、ルーキーオブザイヤーをはじめとしてシーズンMVPを2回、ファイナルMVPを3回、オールスターMVPを1回とまさにスーパースターといえる活躍ぶりです。

 

 

 

ベテラン期のプレイ

ダンカンも年齢と共にそのプレイに衰えが見えたのは事実です。

もちろん技術やメンタル・経験などから結果は比例していないですが、プレイタイムも短くなり、シーズン平均得点では8年連続で20得点を下回り、2013-14シーズンでは15点台とワーストから2番目でした。

2014プレイオフでは、スパーズはカンファレンスファイナルでサンダーを破り、ファイナルでも前年度王者のマイアミヒートを圧倒し見事にチャンピオンリングを獲得しています。

 

 

まさにスパーズらしいバスケットで、強烈なパス回しに加えてインサイドとアウトサイドのバランスのとれたオフェンスは、気付けば驚くほど点差が離れている強さと言えました。

翌年の2014-15シーズンでもほとんどメンバーの変わらないスパーズでしたがレギュラーシーズンから昨年ほどの安定感は見られず、混戦となったウェスタンカンファレンスを結果的に6位で通過し、プレイオフファーストラウンドでクリッパーズに敗戦しスパーズはシーズンを終えました。

 

 

ダンカン自身は7試合で平均17.9得点とチャンピオンリングを獲得した前年より高い数字を残しましたが、短期決戦では負ければスタッツも大きな意味を持たないでしょう。

さらに翌年の2015-16シーズンでは、前年度チャンピオンのウォリアーズが開幕からNBA連勝記録を樹立するなどひた走りました。

スパーズもその陰に隠れながらとても高い勝率でシーズンをすすめ、結果的にチーム最高勝率となる67勝15敗のウェスト2位でシーズンを終えました。

しかし、ダンカンのプレイには年齢による衰えが見られ、平均出場時間も25分台にまで減少しました。

平均得点は現役生活で初めて2ケタを割り、8.6点となっています。

プレイオフでは、ウォリアーズとのウェスト頂上決戦を望んだファンもいましたが、カンファレンスセミファイナルでサンダーに敗れシーズンを終えます。

プレイオフでもダンカンは、現役生活で初めて平均得点が2ケタを割っていました。

 

 

 

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