基本に忠実なプレーでタイトルを積み重ねたティムダンカン

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ティムダンカン

 

NBAの中でルーキーイヤーから15年以上もの間、トッププレイヤーとして1つのチーム(サンアントニオスパーズ)で活躍し続けたティムダンカン。

チャンピオンリングの獲得や、チーム内での問題など様々な理由で移籍の多いNBAの中で、これほどまでに長いシーズンを常にファイナルを狙えるチーム状態で個人スタッツも維持し続けてきたプレイヤーは数えるほどしかいないでしょう。

 

Tim Duncan's Top 10 Plays of His Career

 

ポジションとプレイスタイル

Tim Duncan – Postup Powerhouse

 

センター・パワーフォワードのポジションで圧倒的な存在感を発揮するそのプレイは、とても基本に忠実で日本人センターも参考にしたいものばかりです。

シャックやハワードのようなド派手なダンクはごく稀ですが、スラムダンクで山王の深津が言っていたように同じ2点だといわんばかりにベースラインからのバンクショットを決めるあたりがニクいです。

ローポストアタックのステップに関しても、オラジュワンのように華麗とはいえないかもしれませんが、逆に無駄な動きは一切なく最短距離でシュートポジションまで持っていくプレイは思わず「うまい!」と誰もが言いたくなるほどです。

 

Who Has the Best Post Moves in the NBA?

 

英語ですが、ガーネットとスタウドマイヤーがダンカン推しというのはよく分かりました。

 

数々のタイトル

San Antonio Spurs all championships – (1999,2003,2005,2007,2014)

 

基本に忠実なプレイで積み重ねたタイトルは、個人・チーム成績共にNBAトップクラスといえます。

誰もが羨むチャンピオンリングは5つ獲得していて、連覇が1つもなく最初の年と最後の年が15年間スパンがあることからも長きにわたり常にNBAのトップチームでプレイしていることがうかがえます。

個人タイトルに関しても、ルーキーオブザイヤーをはじめとしてシーズンMVPを2回、ファイナルMVPを3回、オールスターMVPを1回とまさにスーパースターといえる活躍ぶりです。

 

Tim Duncan Sees 20/20 Against the Hawks

 

 

ベテラン期のプレイ

ダンカンも年齢と共にそのプレイに衰えが見えたのは事実です。

もちろん技術やメンタル・経験などから結果は比例していないですが、プレイタイムも短くなり、シーズン平均得点では8年連続で20得点を下回り、2013-14シーズンでは15点台とワーストから2番目でした。

2014プレイオフでは、スパーズはカンファレンスファイナルでサンダーを破り、ファイナルでも前年度王者のマイアミヒートを圧倒し見事にチャンピオンリングを獲得しています。

 

2014 San Antonio Spurs Finals Mini Movie

 

まさにスパーズらしいバスケットで、強烈なパス回しに加えてインサイドとアウトサイドのバランスのとれたオフェンスは、気付けば驚くほど点差が離れている強さと言えました。

翌年の2014-15シーズンでもほとんどメンバーの変わらないスパーズでしたがレギュラーシーズンから昨年ほどの安定感は見られず、混戦となったウェスタンカンファレンスを結果的に6位で通過し、プレイオフファーストラウンドでクリッパーズに敗戦しスパーズはシリーズを終えました。

 

Tim Duncan Offense Highlights 2014-2015 (Part 1) ᴴᴰ !!!

 

ダンカン自身は7試合で平均17.9得点とチャンピオンリングを獲得した前年より高い数字を残しましたが、短期決戦では負ければスタッツも大きな意味を持たないでしょう。

さらに翌年の2015-16シーズンでは、前年度チャンピオンのウォリアーズが開幕からNBA連勝記録を樹立するなどひた走りました。

スパーズもその陰に隠れながらとても高い勝率でシーズンをすすめ、結果的にチーム最高勝率となる67勝15敗のウェスト2位でシーズンを終えました。

しかし、ダンカンのプレイには年齢による衰えが見られ、平均出場時間も25分台にまで減少しました。

平均得点は現役生活で初めて2ケタを割り、8.6点となっています。

プレイオフでは、ウォリアーズとのウェスト頂上決戦を望んだファンもいましたが、カンファレンスセミファイナルでサンダーに敗れシーズンを終えます。

プレイオフでもダンカンは、現役生活で初めて平均得点が2ケタを割っていました。

 

Tim Duncan 2016 Season Highlights

 

 

引退

そして2016のファイナルが終わり、トレード期間に入ったころティムダンカンは引退を表明し19年間の現役生活にピリオドを打ちました。

ダンカンの引退表明は日本でもSNSなどを介し一気に広まり、その日のバスケット好きのSNSではthankyou duncanという文字をとても多く見ました。

NBA史上最も優秀なパワーフォワードとも呼ばれたティムダンカン。

ラストイヤーには後継者にもなりえるオルドリッチとプレイしたことも偶然ではないのかもしれません。

多くのスーパースターから、様々なメッセージが送られました。

 

 

 

 

スパーズのアシスタントコーチ

 

引退から数年後の2019-20シーズンオフに、ティムダンカンがスパーズのアシスタントコーチに就任という報道がありました。

ポポビッチヘッドコーチのもと、ダンカンがアシスタントコーチとなればスパーズファンの士気はさらに高まるでしょう。

ティムダンカンのバッシュ

ティムダンカンは当時アディダスと契約しており、シグニチャーモデルも発売されていました。

その名もCOMMANDER TD。シリーズ化された人気モデルです。

 

 

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