クリスポール：NBAナンバー1PGの呼び声高いポイントゴッド

2021-22シーズン

昨シーズン、ウェスタンカンファレンスチャンピオンとなった勢いそのままに、サンズは序盤から勝ち星をかさね、シーズンを64勝18敗のウェスト首位でプレイオフに進出しました。

ペリカンズ相手にファーストラウンドで4-2で勝利すると、カンファレンスセミファイナルでは、マブスと対戦しました。

共にホームゲームを譲らず、第7戦までもつれこんだシリーズは、最終戦で前半から信じられないような点差がつき、サンズはなすすべなくシーズンを終えました。

2シーズン連続でチャンピオンリングを目前にしながら、手が届かなかったサンズは、シーズン終盤に大きく動きました。

チームを支えてきた、ミケルブリッジズ、キャメロンジョンソン、1巡目ドラフト指名権を4つ放出し、ネッツからケビンデュラントとTJウォーレンを獲得しました。

ブッカーに加えて、リーグ屈指のスコアラーであるケビンデュラントの獲得には、多くのファンが期待を寄せましたが、有能なロールプレイヤーの放出に不安を抱いたファンも同じくらい多くいたのも事実です。

シーズンは、終盤の7連勝もあり、ウェスト4位でプレイオフに進出したサンズ。

ファーストラウンドでクリッパーズを4-1で降しましたが、ポールジョージに加えて、カウイレナードも欠場していました。

カンファレンスセミファイナルで、ウェスト首位のナゲッツと対戦したサンズ。

第2戦で、クリスポールは股関節を負傷し、その後コートに戻ることはありませんでした。

チームも2-4で敗れシーズンを終えています。

ブラッドリービール等のトレードで、ウィザーズに加入していたポール。

ジョーダンプール等とのトレードで、2023-24シーズンは、ウォリアーズでプレイすることになりました。

ウォリアーズでは、ベンチスタートも受け入れたクリスポール。

シーズン途中に手を骨折する怪我にみまわれましたが、2カ月ほどの欠場でゲームに戻ることが出来ました。

平均プレイタイムは26.4分で、9.2得点6.8アシストを記録しています。

チームは、ドライモンドグリーンがシーズン途中にラフプレイで無期限の出場停止になるなど波に乗れず、ウェスト10位でプレイイントーナメント出場しましたが初戦で敗れプレイオフに進出することは出来ませんでした。

2024-25シーズンオフに、ウォリアーズからウェイブされたクリスポールはスパーズと1年契約に合意しました。

ビクターウェンバンヤマとのデュオに注目が集まりましたが、ウェンバンヤマは肩の血栓症により52試合目以降を欠場し、チームもウェスト13位でプレイオフに進むことなくシーズンを終えました。

それでもクリスポール自身は、39歳で迎えたシーズンながら、82試合全てにスターターで出場し、平均28分プレイしました。

クリスポールは、八村塁選手やルカドンチッチ、ザイオンウィリアムソンなど若手も多く契約したジョーダンブランドからシグニチャーモデルが発売されていました。