多くのチームが10戦あたりまで消化したNBAですが、ウェスタンカンファレンスで現在首位を争う2チームの対戦がありました。
ウェスタンカンファレンスの首位というとスパーズやサンダー、クリッパーズを思い浮かべる方も少なくないと思いますが、開幕から好調を維持しているのは、グリズリーズとロケッツです。
9勝1敗どうしで向かえた首位争いは、思ったよりもあっけない展開となりました。
ホームのグリズリーズが第1クォーターで16点差をつけると第3クォーター終了までにその差を31点にまで広げ、ゲームの流れがロケッツに傾くことはありませんでした。
メンフィスグリズリーズ
勝利したグリズリーズは、7人が2ケタ得点を記録し、フィールドゴール確率も53%を超える素晴らしいバスケットを展開しています。
インサイド、アウトサイド満遍なく点が取れている雰囲気は、昨シーズンのスパーズにも似たスタッツと言えます。
ビンスカーターの姿が動画に出てきてびっくりした方もいるかもしれませんが、今季オフのFAでマブスから移籍しています。
アワやダンク失敗かというシーンでしたが、年齢もあり以前のようなプレイはやはり厳しそうです。
グリズリーズへ移籍後のプレイタイムも平均15分ほどで、平均得点も5点代と寂しいものです。
この日もこのダンクの2点だけとなっていますが、シーズン中やプレイオフでベテランの力が必要なときが必ず来るので、ド派手なダンクは無理かもしれませんが、その活躍に期待したいです。
ヒューストンロケッツ
ロケッツは好調を維持していたジェームスハーデンが6得点と大ブレーキで、フィールドゴール確率も12.5%と考えにくいものとなっています。
ドワイトハワードも15得点9リバウンドと悪くはないですが、いつもより一回りスタッツは低くなっています。
2ケタ得点が3人しかいないのもこれまでのロケッツとは大きく異なる点です。
まだシーズンでは何度か対戦があるのでロケッツのホームゲームでは逆の展開に期待したいです。
次ゲームは、ロケッツがロサンゼルスレイカーズ、グリズリーズがトロントラプターズとなっています。
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