シーズン開幕から6勝2敗と新チームとしてまずまずのスタートを切ったシカゴブルズですが、第9戦となるラプターズ戦でもアウェイながら100-93で勝利をおさめ7勝目を挙げました。
前半終了時には7点ビハインドというゲーム展開となりましたが、第3クォーターでは35-14と爆発的な強さを見せ、そのまま勝負を決めています。
1クォーターで21点もの差がつくというのは余程のチーム力の差があると考えてもおかしくなさそうです。
シカゴブルズ
スコアリーダーは、今季から新加入したパウガソールの27得点となっていて、6割を超えるフィールドゴール確率で持ち味を充分活かしたプレイとなりました。
お互いにFAながらトレードのようなカタチとなった、カルロスブーザーとは対照的な活躍を見せています。
今年で34歳となるガソールですが、まだまだ繊細なインサイドプレイは見ることが出来そうです。
また、ジミーバトラーも好調をキープしていて、21得点9リバウンド6アシストといった活躍を見せています。
爆発的なスコアラーとは言えないかもしれませんが、リバウンドやアシストでこれだけのスタッツを残せるのにプラスして、ディフェンス面での活躍も目立ちます。
ドライブ、アウトサイドシュートの印象も偏っていないので、今季はチームの成績に大きく関わるプレイヤーと言えるでしょう。
そしておよそ2シーズンぶりに復帰したデリックローズですが、まだまだ本来の姿とは言えないまでも徐々に以前を思い出させてくれるようなプレイを見せています。
プレイタイムも開幕当初に比べ伸びていますし、突発的な怪我の心配を除けば調子はよさそうです。
ディフェンスを切り裂くようなドライブにさらにキレが増すのはそろそろ?!と期待してしまいます。
この日も20得点を挙げていますが、フィールドゴール確率が35%台と周りのプレイヤーと比べると悪い数字なので、もう少し時間がかかるかもしれません。
本調子に戻る前に、再度怪我という展開だけは絶対に避けてほしいとファン誰もが願うところです。
映像で見ても、ファールで止められたり、決めきれなかったりするシーンも多々あります。
ファールされてればOKなんでしょうが、以前のプレイとどうしても比べてしまいます。
今年で26歳のデリックローズですが、その完全復活に期待しましょう。
次ゲームは、ブルズがインディアナペイサーズ、ラプターズがユタジャズとなっています。
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