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チェット・ホルムグレン:卓越した守備力と万能性を兼ね備えた次世代ビッグマン

 

チェット・ホルムグレンはオクラホマシティ・サンダーに所属するパワーフォワード兼センターです。

216センチの長身ながら3ポイントシュートも打てるビッグマンとして知られ、ゴール下のブロックとペリメーターまでカバーする守備範囲の広さを武器にしています。

2022年のドラフトで全体2位指名を受けながら、プロ入り直前の怪我でルーキーシーズンを全休するという苦しい船出でした。

それでも復帰後はわずか数年でオールスター、優勝、オールNBA入りを果たし、サンダーの主力に育っています。

ゴンザガ大学からドラフト2位指名

ミネアポリス出身のホルムグレンは、地元の名門ミネハハ・アカデミーを経てゴンザガ大学に進みました。

大学1年目の2021-22シーズンは平均14.1得点、9.9リバウンド、3.7ブロックを記録し、ウエスト・コースト・カンファレンスの新人王と最優秀守備選手賞を受賞しています。

 

 

この成績を残し、1年でNBAドラフトへのアーリーエントリーを決めました。

2022年のドラフトでは全体2位でオクラホマシティ・サンダーから指名されます。

ところが同年8月、シアトルで行われたプロアマの試合中に右足を負傷し、リスフラン損傷と診断されて2022-23シーズンを全休することになりました。

ようやくNBAデビューを果たしたのは2023年10月25日で、開幕から82試合すべてに先発しています。

平均16.5得点、7.9リバウンド、2.3ブロックという内容でオールルーキーファーストチームに選出され、新人王投票でも2位に入りました。

 

 

同シーズンのプレーオフでは、ファーストラウンドでニューオーリンズ・ペリカンズを下し、ルーキーとして史上初めて1試合25得点以上とプラスマイナス25以上を同時に記録する試合を見せています。

カンファレンスセミファイナルではダラス・マーベリックスに第6戦で敗れ、シーズンを終えました。

2024-25シーズン

2年目の2024-25シーズンは好調な滑り出しを見せていましたが、11月10日のゴールデンステート・ウォリアーズ戦で相手のドライブにコンテストした際、着地で右側を強打してしまいます。

骨盤の骨折と診断され、復帰までに約3カ月を要しました。

コートに戻ったのは2025年2月7日です。出場した32試合では平均15.0得点、8.0リバウンド、2.0アシストを記録しています。

 

 

離脱明けのシーズンでも、サンダーはチームとして勢いを落としませんでした。

2025年6月、ファイナルでインディアナ・ペイサーズと対戦し、第7戦の末にNBAチャンピオンの座をつかみます。

ホルムグレンもこの優勝メンバーの一人として名を連ねました。

 

 

同年7月9日には最大2億5000万ドルに達する可能性のある5年契約の延長にサインし、長期的にサンダーの中心選手であり続けることが決まっています。

2025-26シーズン

3年目の2025-26シーズンは、ポジションをセンターからパワーフォワード寄りに変えながら69試合すべてに先発し、平均17.1得点、8.9リバウンド、1.7アシストとキャリアハイの数字を残しました。

10月26日のアトランタ・ホークス戦では自己ベストとなる6本の3ポイントを含む31得点を挙げています。

この試合では親指を脱臼するアクシデントもありました。

2026年2月1日には初めてオールスターに選出され、2月27日のデンバー・ナゲッツ戦ではキャリアハイの21リバウンドを記録するなど、シーズンを通じて存在感を増しています。

 

 

シーズン終了後にはオールディフェンシブファーストチームに選ばれ、最優秀守備選手賞の投票でも2位に入りました。

あわせてオールNBAサードチームにも初めて選出されています。

 

 

プレーオフではカンファレンスファイナルまで進みましたが、サンアントニオ・スパーズとの第7戦に敗れ、連覇には届きませんでした。

プレイスタイル

ポジションはセンターとパワーフォワードを兼ね、216センチの長身を生かしたリムプロテクトが持ち味です。

ペイントエリアでのブロックショットに加えてドロップステップでの得点力も高く、フィールドゴール成功率は50%台後半に達しています。

従来型のビッグマンと異なり3ポイントシュートも打てる点が特徴で、キャリアを通じて成功率は35%から38%の間で推移してきました。

 

 

一方でパスやプレーメイクは得意とは言えず、アシスト数は控えめにとどまっています。

ケガによる離脱がキャリア序盤の課題となってきた点も見逃せません。

キャリアスタッツ

レギュラーシーズン

シーズン年齢チーム出場試合出場時間得点リバウンドアシストFG%3PT%FT%スティールブロックTO
23-2421OKC8229.416.57.92.453.0%37.0%79.3%0.62.31.6
24-2522OKC3227.415.08.02.049.0%37.9%75.4%0.72.21.8
25-2623OKC6928.917.18.91.755.7%36.2%79.2%0.61.91.6

 

プレイオフ

シーズン年齢チーム出場試合出場時間得点リバウンドアシストFG%3PT%FT%スティールブロックTO
23-2421OKC1034.515.67.22.149.6%26.0%75.8%0.72.51.9
24-2522OKC2329.815.28.71.046.2%29.7%78.4%0.71.91.2
25-2623OKC1530.614.98.21.156.8%35.7%82.7%1.11.51.3

出典:BASKETBALL REFERENCE

 

プロフィール

  • 生年月日:2002年5月1日 24歳
  • 身長:216cm
  • 体重:94kg
  • 国籍:アメリカ合衆国

 

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