PR

ジェイレン・ブラウン:攻守両面で頂点を極めたファイナルMVP

https://www.youtube.com/watch?v=KERSd2yCu1A

 

ジェイレン・ブラウンは、スピードとフィジカルの強さを併せ持つウイングとして2016年にボストン・セルティックスに入団し、10年間にわたってチームの顔の一人を務めた選手です。

得点力に加えて守備でも高い評価を受け、2024年にはファイナルMVPを獲得してセルティックスの優勝に大きく貢献しました。

2026年7月にはフィラデルフィア・セブンティシクサーズへ移籍し、新たなキャリアの章を歩み始めています。

カリフォルニア大学

ジョージア州マリエッタ出身のブラウンは、地元の強豪ウィーラー高校でプレーし、高校最終学年にはジョージア州大会優勝を経験しました。

カリフォルニア大学バークレー校に進学すると1年でNBA挑戦を決断し、2016年のNBAドラフトで全体3位指名を受けてセルティックスに加入します。

 

 

ドラフト時点では荒削りな選手という評価もありましたが、フィジカルの強さとアスリート能力の高さは早くから注目されていました。

ルーキーシーズン

2016-17シーズンは78試合に出場したものの、平均出場時間は17.2分にとどまり、得点も6.6点と控えの一人という立ち位置でした。

それでも新人王投票で票を集めるなど、将来性を感じさせる働きは見せています。

この時期のセルティックスにはアイザイア・トーマスら実力者がそろっており、ブラウンは経験を積む段階にありました。

2017-18,18-19シーズン

転機は2017-18シーズンに訪れます。

開幕直前にゴードン・ヘイワードが右足首の骨折で長期離脱し、さらにプレーオフではカイリー・アービングも欠場する中、ブラウンは20歳ながら主力として活躍しました。

レギュラーシーズンは平均14.5点まで数字を伸ばし、プレーオフでは平均18.0点を記録します。

 

 

セルティックスはこの年、カンファレンスファイナルまで勝ち上がりましたが、クリーブランド・キャバリアーズに敗れました。

翌2018-19シーズンはチーム全体が不振に陥り、ブラウン自身も出場時間が伸び悩む場面がありましたが、着実にプレータイムを取り戻していきました。

2019-20,20-21シーズン

2019-20シーズン、新型コロナウイルスの影響で中断とバブル方式での再開を経験したこのシーズンにブラウンは平均20.3点まで得点力を伸ばし、初めて20点台に到達しました。

プレーオフではカンファレンスファイナルに進出しましたが、マイアミ・ヒートに敗退しています。

 

 

続く2020-21シーズンには自己ベストとなる平均24.7点を記録し、初のオールスターに選出されました。

しかし4月に右手首の負傷が判明し、シーズン中に手術を受けることになり、その年のプレーオフには出場できませんでした。

 

 

ジェイズ時代の本格化

手首の回復後、ブラウンはジェイソン・テイタムとともにチームを牽引する「ジェイズ」としての存在感を強めていきます。

2021-22シーズンは平均23.6点、6.1リバウンド、3.5アシストを記録し、プレーオフでもコンスタントに得点を重ねました。

セルティックスはこの年NBAファイナルに進出し、ゴールデンステート・ウォリアーズと対戦しましたが、シリーズはウォリアーズに軍配が上がりました。

 

 

翌2022-23シーズンにはオールNBAセカンドチームに初選出されるなど評価を高めましたが、カンファレンスファイナルではマイアミ・ヒートに敗れ、優勝には届きませんでした。

悲願の初優勝とファイナルMVP

2023年、ブラウンはセルティックスと5年総額約3億ドル規模の契約延長で合意し、長期的にチームの中心であり続けることを示しました。

迎えた2023-24シーズンはレギュラーシーズンで平均23.0点、5.5リバウンド、3.6アシストを記録し、チームはNBA最高勝率でシーズンを終えます。

プレーオフでも安定した活躍を続け、ファイナルではダラス・マーベリックスと対戦、セルティックスはシリーズを制して2008年以来の優勝を果たしました。

 

 

ブラウンはこのファイナルで平均23.9点を記録し、ファイナルMVPに選出されています。

翌2024-25シーズンも連覇を目指しましたが、テイタムがアキレス腱を負傷したこともあり、東カンファレンス準決勝でニューヨーク・ニックスに敗れました。

2025-26シーズン

2025-26シーズン、ブラウンは平均28.7点、6.9リバウンド、5.1アシストというキャリアハイの数字を残し、ジョン・ハブリチェックとラリー・バードに続きセルティックス史上3人目となる28得点・5リバウンド・5アシスト以上の平均を記録した選手になりました。

 

 

MVP投票でも6位に入り、オールNBAセカンドチームに2度目の選出を果たしています。

1月4日のロサンゼルス・クリッパーズ戦では自己タイ記録となる50得点をマークするなど、得点力の高さを改めて示しました。

それでもプレーオフのファーストラウンドではフィラデルフィア・セブンティシクサーズと対戦し、第7戦でブラウン自身は33得点を記録したものの、テイタムが左膝の張りで欠場する中、チームは109対100で敗れています。

シクサーズへ移籍

2026-27シーズンオフにブラウンはポール・ジョージおよび複数のドラフト指名権と引き換えに、76ersへ移籍しました。

 

キャリアスタッツ

レギュラーシーズン

シーズン年齢チーム出場試合出場時間得点リバウンドアシストFG%3PT%FT%スティールブロックTO
16-1720BOS7817.26.62.80.8.454.341.6850.40.20.9
17-1821BOS7030.714.54.91.6.465.395.6441.00.41.8
18-1922BOS7425.913.04.21.4.465.344.6580.90.41.3
19-2023BOS5733.920.36.42.1.481.382.7241.10.42.2
20-2124BOS5834.524.76.03.4.484.397.7641.20.62.7
21-2225BOS6633.623.66.13.5.473.358.7581.10.32.7
22-2326BOS6735.926.66.93.5.491.335.7651.10.42.9
23-2427BOS7033.523.05.53.6.499.354.7031.20.52.4
24-2528BOS6334.322.25.84.5.463.324.7641.20.32.6
25-2629BOS7134.428.76.95.1.477.347.7951.00.43.6

プレイオフ

シーズン年齢チーム出場試合出場時間得点リバウンドアシストFG%3PT%FT%スティールブロックTO
16-1720BOS1712.65.02.10.8.479.217.6670.40.10.8
17-1821BOS1832.418.04.81.4.466.393.6400.80.61.3
18-1922BOS930.413.95.81.1.506.350.7670.70.21.8
19-2023BOS1739.521.87.52.3.476.358.8411.50.52.4
21-2225BOS2438.323.16.93.5.470.373.7631.10.43.1
22-2326BOS2037.622.75.63.4.496.354.6891.10.43.3
23-2427BOS1937.223.95.93.3.516.327.6601.20.62.7
24-2528BOS1136.522.17.13.9.441.333.7581.00.33.5
25-2629BOS735.625.75.73.3.455.405.7170.91.13.6

出典:BASKETBALL REFERENCE

 

 

プロフィール

  • 生年月日:1996年10月24日 29歳
  • 身長:198cm
  • 体重:101kg
  • 国籍:アメリカ合衆国

コメント

タイトルとURLをコピーしました