バスケットを始め、少しボールに慣れてきてレイアップシュートで「置いてくる」を習得した頃ぐらいから意識し始める、レッグスルー。
数年バスケをやっている人からすれば目をつぶっても出来るくらいその後幾度となく使うことになりますが、初めてレッグスルーをやりはじめて思うように股の間を通せた時はテンション上がりました。
この記事を読んでいるということはまだあまりバスケット暦が長くない方だと思われるので、レッグスルーの説明から。
レッグスルーとは?!
ドリブルを自分の足の間を通して左右の手を入れ替える技術で、ドライブする時に切り返しとしても、チェンジオブペーストしても、間を保つためにも使える、バスケットで最もポピュラーなドリブルテクニックです。
NBAでも1試合で数え切れないくらい使用されています。
レッグスルーの効果的な使い方
上の動画でもわかるようにレッグスルーから抜きにかかるのは体重移動のバランスや、ボールハンドリングからもあまり効率的ではありません。
クロスオーバーで抜きにかかる前の間や、トップスピードでドライブしてディフェンスの体重が後ろにかかっている時に立ち止まりジャンプシュートを打つための繋ぎとして使うのがとても有効なのが分かります。
ただ、これらのプレイをゲーム中に相手を見て実行するというのはとても難しいことです。
NBAであってもディフェンスもトッププレイヤーばかりですし、日本のプレイヤーでトップリーグを含めても上に行けばいくほどその実力は均衡していきます。
それでもNBAをはじめとして高校や大学、トップリーグでも似たようなプレイを目にすることは多く、実際にはある程度ディフェンスの動きを予測してとられているプレイも多いです。
昨今では、レッグスルーアタックというテクニックもよく見られます。
レッグスルーを脱力して間に使い、その後アタックする技術で、ディフェンスの反応を見て、その後様々なドリブルテクニックに結びつけることが出来ます。
レッグスルーの練習方法
ディフェンスを見て、相手の動きを予測してプレイするためにはそれだけの技術は最低限必要であって、ドリブルの反復練習から生まれることは間違いありません。
初めはレッグスルーが出来る喜びを覚えて、次に見なくても出来るように、逆の手からも出来るように、内側だけじゃなく外側も出来るようにとステップアップしていきましょう。
ディフェンスをイメージしてドライブの練習やジャンプシュートの練習が出来るようになれば、おのずとその力は身についていきます。
しかしかっこいいです。
トップスピードからレッグスルーで止まってジャンプシュートを決めたプレイの後に、レッグスルーからシュートフェイクを入れてクロスオーバーでドライブが決まればもうディフェンスはどうやって守っていいのか分からなくなってしまうほどです。
そのためにはやはり反復練習が最も効果的で、能力やセンスに差がでやすいスポーツですが、ディフェンスのように誰でもうまくなれるプレイの一つです。
先程書いたように徐々にステップアップして左右、内外側を見ずにつけるようになったら素晴らしいプレイへと繋がります。
最後に
上手くなってくると多用したくなりがちですが、フロントチェンジで抜けるときにレッグスルーを使うのは全く無意味で、無駄な動きになってしまいます。
相手の動きをよく見て、予測をして、無駄のないかっこいいドリブルテクニックを利用して最短距離で相手ディフェンスを突破しましょう!
その他ドリブルの練習方法については以下のページでまとめていますので参考にしてみてください。
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ありがとうございました!