レブロンとのマッチアップ
ニューヨークに移ってからは、ルーキー時代の新人王争いから激しくやりあっていたキングことレブロンジェームスと同じカンファレンスになり、その対戦はより注目されるようになりました。
レギュラーシーズンでは互角か見る方においてはそれ以上のプレイをしていますが、プレイオフでは直接対決した2011年にチームとしても個人としてもレブロンに大きく遅れをとりました。
翌年にはレブロンと対戦する前にインディアナペイサーズに破れ、そこからニックスではプレイオフに出場することも出来ませんでした。
レギュラーシーズンもプレイオフ同様に大切なのは間違いありませんが、NBAではプレイオフではまったく違うリーグなのではと思うくらいディフェンスやファンの声援が大きく異なります。
プレイに関しても、あのマイケルジョーダンのようにさらに飛躍するプレイヤーが真のスターだと多くのNBAファンが思っているので、その類まれなサイズとシュートセンス、身体能力を持つカーメロアンソニーに寄せる期待は計り知れないほど大きいものでしょう。
サンダーへの移籍
ニックスのフロント陣との確執が度々噂されるようになったカーメロアンソニーは2017-18シーズン開幕を前にオクラホマシティーサンダーへ移籍します。
2016-17シーズンMVPを獲得したラッセルウェストブルックに加えて、同時期にペイサーズよりポールジョージをサンダーは獲得していて、スコアラーの終結したビッグ3の誕生となりました。
チャンピオンリングを狙えるほどのビッグ3でしたが、プレイオフではジャズ相手に1勝しか挙げることが出来ずファーストラウンドで敗退しています。
ロケッツへの移籍
2018-19シーズン前に、前年レギュラーシーズンで圧倒的な強さを誇ったロケッツにカーメロアンソニーは加入しました。
クリスポールやジェームズハーデンとのプレイが期待されましたが、ロケッツのアイソレーションバスケットにうまくはまらず、シュート確率が上がりませんでした。
ディフェンスのずぼらさも指摘されるなど状況は厳しく11月8日のゲームを最後に解雇されています。
ブレイザーズと契約
フリーエージェントのまま開幕を迎えた2019-20シーズン。
序盤を終えた11月15日にブレイザーズと契約しNBAのコートに復帰することになりました。
復帰序盤こそシュート確率が上がらなかったものの、徐々にその感を取り戻したカーメロは、2ケタ得点を続け、ゲームウィナーを決めるなどその存在感を遺憾なく発揮しています。
プレイオフ進出にも大きく貢献し、ファーストラウンドで対戦したレイカーズ戦でもカーメロアンソニーらしい活躍でファンを沸かせました。
2020-21シーズンもベテランミニマム契約でブレイザーズでプレイを続けるカーメロアンソニー。
年齢による体力低下も考慮し、ベンチスタートを受け入れ変わらず美しいシュートを放っています。
コメント