ウォリアーズの3連勝と予想だにしない展開となっているNBAファイナル2017。
ウォリアーズは王手となりましたが、昨シーズン王者のキャブスは逆に負けたら終わりと追い込まれました。
あと一つウォリアーズが勝てば決着のつく状況となりましたが、第4戦は日本時間の6/10にキャブスのホームコートでおこなわれました。
ゲーム展開
序盤から激しい点の取り合いとなりますが、後のないキャブスは第1クォーターで49得点を挙げ、王者の底力を見せつけます。
第2クォーターに入っても両チームの得点は止まらず、37-35でキャブスがリードし、前半終了時点で86-68とキャブスが18点リードします。
世界大会などであれば1試合分の得点とも思える数字ですが、プレイオフで前半86得点はNBA記録となりました。
その後もキャブスの勢いは衰えることなく、第3・4クォーターもリードすると結果的に137-116で勝利しています。
スイープも考えられたシリーズでしたが、王者の意地を見せつけられるカタチとなりました。
キャブスはチーム全体で24本のスリーポイントを沈めこちらもファイナルでのNBA記録となっています。(24/45-53.3%)
個人スタッツ
勝利したキャブスでは、レブロン・アービング・ラブのビッグ3で94得点をもぎ取っています。
3ポイントも3人で16本沈めていて、特にアービングとラブは確率も高くウォリアーズのお株を奪うプレイを見せました。
また、JRスミスも第3戦に引き続き5本の3ポイントを沈めています。
敗れたウォリアーズでは、デュラントが4試合連続となる30点越えの35得点でスコアリーダーとしています。
しかし、確率は3戦目までとは大きく異なり40.9%に留まっています。
カリーとトンプソンも確率4割を切っていてキャブスはディフェンスの面でも変化が見られたようです。
第5戦はウォリアーズのホームで
一矢を報いたキャブスですが、負けたら終わりという状況は変わりません。
第5戦はウォリアーズのホームコートでおこなわれるため、今シリーズの中で最高に不利な状況下での戦いとなるでしょう。(王手をかけたウォリアーズ最初のホームのため)
第4戦を見て、やっぱりまだまだこのカードを見ていたいと多くの方が感じたと思われるので出来ればもっとドラマが見たいですが、第5戦はウォリアーズも全力で決めに来るため一筋縄にはいかないでしょう。
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