NBA2014ファイナル第2戦、レブロン復活!1勝1敗のタイへ

NBA2014ファイナル

 

スタジアムのエアコンの故障やレブロンの負傷退場など様々なアクシデントがあった第1戦。

結果的に15点差で勝利したスパーズのホームコートで第2戦もおこなわれました。

エアコンは正常に作動し、いつもと変わらない環境でのゲームとなっています。

ゲーム展開

第1戦の第4クォーターの勢いをそのままに序盤はスパーズペースで試合が始まり、特にダンカンの活躍は目覚しく、ポストプレイ・リバウンドなど強気の攻めで第1クォーターで7点のリードを奪います。

しかし、第2クォーターに入るとヒートはレブロンがドライブを中心にインサイドでの得点を重ねてじわりじわりと追い上げ、前半を終わってみれば結果的に同点というスコアでした。

各カンファレンスファイナルで、接戦と呼べるゲームが少なかったので、見ているほうからすればファイナルでの2戦はどっちに転ぶか分からない非常に面白い展開だったと言えます。

前半に最大11点をリードしたスパーズは、結果的には同点で折り返すことになりましたがオフェンスのかたちとしては明らかにスパーズの方がよく、スクリーン・パス・ドライブでフリーをつくり点を取っていました。

後半に入ると一進一退の展開はさらにヒートアップしほとんど点が離れることなくゲームは進みましたが、スパーズがチーム全体で点を取りにいくのに対し、ヒートはレブロンを中心にというかほぼレブロンからオフェンスが展開されているのも印象的でした。

結果的に残り約30秒の時点で3点リードしていたヒートのオフェンスで、レブロン⇒ボッシュ⇒ウェイドとつないでゴールを決め、残り10秒で5点差としたヒートが98-96で勝利しています。

 

 

個人スタッツ

先日のケガの影響が若干感じられたようなレブロンでしたが、序盤はインサイドを中心に、後半はアウトサイドとバランスのよい点のとり方で35得点とまさに大活躍でした。

アシストは3本となっていますが、ドライブからオープンパスを何本も出していて、オフェンスの起点になっていたのも素晴らしかったです。

マッチアップしたレナードをファウルアウトに追い込むなどこの日は止めようが無かったと言えます。

また、勝負どこで3ポイントを決め、ラストも素晴らしいアシストをしたボッシュも18得点の活躍でしたが、少し気になるのがウェイドです。

なんか見た目、体が重い・・・ほとんど抜ききれていませんし一度豪快なダンクかと思ったシーンもダンクはせずにどこか悪いの?!と思ってしまいました。

チームが苦しいところで独特のステップシュートや難しいミドルシュートを決めて14得点挙げていますが、勝手な思い過ごしであってほしいです。

ベテランのレイアレンは今日も随所にいいプレイを光らせていましたが、チャルマーズ・ノギスコールといったガード陣はパーカーにだいぶ圧倒されていたので、ホームゲームでの活躍に期待しましょう。

対するスパーズですが、序盤好調だったダンカンが18得点、随所で難しいシュートを決めたジノビリが19得点、終始ヒートのガード陣を圧倒していたパーカーが21得点7アシストを記録しています。

レナード・グリーンも序盤、中盤、終盤にスリーを決めるなどゲーム1よりもいい内容と見る方も少なくないんでは?!というゲーム運びでした。

それでもアウトサイドの早打ちが見られた時間帯もありましたし、終盤でのベテランプレイヤーであるジノビリがパスミスによるターンオーバーなどスパーズらしからぬプレイが敗戦に繋がったことは間違いありません。

最後に

これで1勝1敗のタイとなりましたが、ヒートは今年のプレイオフではまだホームコートで負けてないのでマイアミでおこなわれるゲーム3・4に大きな注目が集まります。

ヒートが連勝するようなことがあれば一気に王手ですし、そう簡単にはいかないだろうと思わせるほど今年のスパーズは強いです。

まだまだ面白くなりそうです!

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