ファーストラウンドの混戦からは少し的外れだったセカンドラウンドですが、順当にシーズン勝率上位4チームがカンファレンスファイナルへ駒を進め、イースタンカンファレンスからその火蓋が切って落とされました。
昨年と同カードとなったイースタンカンファレンスファイナルですが、3ピートに挑むヒートが今年はセカンドシードのためホームコートアドバンテージでペイサーズが有利なのは間違いありません。
ただヒートはここまで僅か1敗しかきしておらず、対するペイサーズは5敗とスタミナ面からもどちらに転ぶか分からないと両チームの熱狂的なファン以外は思っているでしょう。
ヒート vs ペイサーズGame1
そのイースタンカンファレンス第1戦が先日おこなわれましたが、ホームのペイサーズが見事に107-96で勝利をおさめました。
ペイサーズはシリーズ最高得点をマークし、ファーストラウンド、セカンドラウンドともにホームで初戦を落としていますが、ヒート相手に初めて勝利をおさめたことからも、ようやくエンジンがかかってきたといったところでしょうか。
3クォーターまで全てリードを奪ったペイサーズは、前半終了時に10点差、3クォーター終了時に13点差、4クォーターの途中では20点差をつけるシーンも見られ、まさに快勝でした。
対するヒートもレブロンが25得点、10リバウンド、5アシストに加え、ウェイドが27得点といつもと変わらないスタッツではありますが、インサイドのヒバートの存在はやはり大きく、リバウンド数で大幅に下回ったことが勝負の決め手となりました。
ヒバート自身のリバウンド数は9つと少なかったもののチーム全体でリング下を競り勝ったペイサーズが終始リードした展開になったのは間違いありません。
また、ペイサーズのスタートメンバーが全員2ケタ得点なのに対し、ヒートは先程の2人以外が1ケタ得点というのも気になります.
もともとレイアレンなどベンチメンバーが強力ではありますが、クリスボッシュも1ケタではさすがにチーム得点も伸びないでしょう。
このままではまずい・・・という展開ですが、2連覇中のチームがこのまま引き下がるとは思えないので、まだまだ楽しめるゲームを見せてくれるでしょう。
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