昨日のイースタンカンファレンスに続いて、ウェスタンカンファレンスでもいよいよファイナルの争いが始まりました。
今年の対戦カードはスパーズVSサンダーとなっていて、シーズン成績1位と2位の争いは白熱必至です。
大きくチームカラーの異なる両チームですが、ベテラン勢の多いスパーズと、今年MVPを獲得した乗りに乗っているデュラントを中心とした若いメンバーを中心に構成されたサンダーがどのような戦いをするのか始まる前から多くの人が楽しみにしていたでしょう。
スパーズ vs サンダー
初戦は、ファーストシードを勝ち取ったスパーズのホーム、サンアントニオでおこなわれましたが、意外ともいえる結果となりました。
122-105でスパーズが快勝したのですが、スパーズは今プレイオフ最多の122点を挙げ一時は20点差以上の差をつける圧勝ともいえる内容でした。
意外と書いたのは、どちらが勝ったということではなくそのゲーム展開で、スパーズが勝利するならロースコア、サンダーが勝利するならハイスコアのゲーム展開となると管理人は考えていましたが、まだまだ勉強が足りません・・・
スパーズハイライト
スパーズはティムダンカンが27得点と怪我で欠場しているイバカのいないリング下を支配し、点を量産して前半だけで67点を挙げ終始ゲームを優位に進めました。
ダンカンが27得点というと普通に聞こえてしまうものですが、38歳をむかえたダンカンもシーズン平均ではここ7年20得点を超えておらず、プレイオフ平均でも5年20得点を超えていないので、そのプラス分は大きかったでしょう。
もちろんそれだけ点を取っていれば、インサイドでの合わせや、アウトサイドへのオープンパスなどチームオフェンスへの効果も計り知れないものがあります。
サンダーハイライト
一方のサンダーもデュラントとウェストブルックの2人で50点以上挙げていて、いつものスタイルとはいえるのですが、105点とっても122点とられてはどうしようもありません。
平均失点がリーグ12位と4強の中では圧倒的に低いサンダーがイバカが抜けて状況はとても厳しいといえます。
まあそれでもまだ1試合終わっただけなので、この先も同じ展開になるとは誰も思っていないでしょう。
平均得点ではリーグ5位と4強の中でも最も上にいるので、得点王とMVPを獲得したデュラントも黙ってはいないでしょうし。
最後に
気になったのは、スパーズも得点平均がリーグ6位だということ。
やはりシーズンでファーストシードを獲得するということは、こういった数字に顕著にあらわれてきます。
名将ポポビッチ監督+NBAを支えてきたベテラン陣VSデュラントやウェストブルックらとともに勢いがありすぎるチームの熱い戦いはまだまだ楽しませてくれるのは間違いなさそうです。
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