2015-16シーズン
翌年セルティックスは、レギュラーシーズン5位でプレイオフに進出しました。
トーマス自身も3年目以来となる平均20得点以上を挙げチームに貢献しました。
2016プレイオフでは、ファーストラウンドでアトランタホークスと対戦しましたが、2-4で敗れ2年連続のファーストラウンド敗退となっています。
それでもトーマスは、6試合で平均24.2得点、5アシストを記録しています。
2016-17シーズン
更なる飛躍を求めてチームは、2016-17シーズン前に多くの選手を獲得します。
一番の目玉選手はアルホーフォードで、アウトサイドも放てるインサイドプレイヤーとしてチームに加わりました。
セルティックスはウォリアーズへ移籍したケビンデュラントを狙っていたようですが、獲得は実現しませんでした。
ホーフォードを獲得するにあたりトーマスとのサラリーの差に心配する声も多数あがりました。
トーマスが626.1万$なのに対し、ホーフォードは2,654万$となっていて、日本円にすると約17億円の違いがあります。
さすがにこれは開きすぎだと思いますが、契約年数などで交渉できる時期も決められているため、次回の交渉でトーマスのサラリーは跳ね上がるでしょう。
多くの選手を獲得したセルティックスは、2016-17シーズンでその強さをいかんなく発揮していきます。
2年連続でカンファレンスを制しているキャブスの勝率をレギュラーシーズンでは追い抜き、1位でプレイオフへと進出しました。
トーマス自身も自身最高となる平均28.9得点を挙げ、フィールドゴール確率も46.3%と素晴らしいスタッツを残しています。
175cmの選手が平均で30得点近くを叩き出すこと自体信じられませんが、フィールゴール確率もJハーデンやRウェストブルックを上回っていることには脱帽しかありません。
プレイオフでもおおいに期待されましたが、3月に股関節を痛め思った以上のプレイを見ることは出来ませんでした。
得点を重ねていたものの、フィールドゴール確率が3割台のゲームも多く、ファンとしてはもどかしい気持ちだったかもしれません。
実際にファーストラウンドで8位のブルズ相手にホームで2連敗し、あわやという展開でしたし4位のウィザーズとも第7戦までもつれ込みました。
トーマス自身初のカンファレンスファイナルとなりましたが、ブルズ戦同様にホームでキャブスに2連敗し股関節が限界となったトーマスはその後のシリーズを全休しチームも1-4で敗れています。
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