スリーポイント全盛と言われるNBAの中で、スリーポイントラインよりもさらに遠い位置から、スリーポイントを狙うトレイヤング。
若きホークスのエースと言われる、ヤングのキャリアやプレイスタイルについて、動画を中心に見ていきましょう。
高校時代
ヤングは、出身地であるオクラホマの高校に進学しました。
NBAの中でも卓越したテクニックを披露するヤングなので、同世代の高校生相手だと、遊んでいるようにも見えます。
3年生時には、オクラホマで準優勝に輝きました。
また、マクドナルドオールアメリカンにも選出されています。
大学時代
オクラホマ大学に進学したヤング。
様々なタイトルを獲得しましたが、NCAAトーナメントでは、早々にロードアイランドに敗れ、大会終了後NBAへアーリーエントリーを表明しました。
2018年ドラフト3位でNBA入団
1巡目全体5位でマブスに指名されたヤングでしたが、その後のトレードで1巡目指名権と共にホークスへ移籍しました。
ルーキーイヤー
ルーキーイヤーから81試合にに出場し、全てスターターをつとめたヤング。
3試合目には35得点11アシストを記録し、その後も得点とアシストを量産しました。
初年度から、482本のスリーポイントを放ち、156本沈めています。(32.4%)
チーム成績は苦しく、29勝53敗と大きく負け越し、イースト12位でシーズンを終えています。
新人王候補にも挙がりましたが、マブスのルカドンチッチが受賞しています。
2019-20シーズン
新型コロナウィルスの影響で、イレギュラーなシーズンとなりましたが、ヤングはセカンドシーズンもほぼ休むことなくプレイし続けました。
欠場したのは6試合のみで、60試合全てにスターターで出場しました。
平均得点も10点以上伸び、29.6得点を記録しました。
スリーポイントも205/568で沈め、確率も36.1%に上昇しました。
2月20日におこなわれたヒート戦では、キャリアハイを更新し、50得点を記録しています。
スリーポイント5/15に加えて、フリースローも18/19で沈めました。
それでもチームは20勝47敗と、前年より勝率を落としています。
2020-21シーズン
ホークスは、シーズン前にボクダンボクダノビッチやダニーロガリナリ、ラジョンロンドといった有能な選手の補強に成功しました。
ヤング自身もさらにスリーポイントのレンジが広がったような雰囲気で、1月31日には、NBA史上最速で400本のスリーポイントを沈めています。
ホークスは、イースト5位の好成績でプレイオフ進出を果たしました。
ファーストラウンドでニックスを圧倒したホークス。
ヤング自身も、マジソンスクエアガーデンの激しいブーイングを凍り付かせる活躍でチームを勝利に導きました。
カンファレンスセミファイナルではイースト首位のシクサーズと対戦したホークス。
20点以上のリードを許しながらも2ゲーム連続で逆転し、流れを呼び込み7戦の末カンファレンスファイナル進出を決めました。
ヤング自身も得点とアシストを量産しチームを勝利に導きました。
カンファレンスファイナルでバックスと対戦したホークス。
Game1に勝利したホークスでしたが、Game3でヤングは右足の骨挫傷にみまわれ、Game4.5を欠場しました。
後がなくなり、Game6に出場しましたが、踏ん張りがきかないような雰囲気で精彩を欠きチームも敗れシーズンを終えています。
2021-22シーズン
シーズンを前にドライブに対してのファールが吹かれにくくなるというアナウンスがあり、トレイヤングやジェームズハーデン、ルカドンチッチなどが影響を大きく受けると言われていました。
しかし、ヤングは変わらず巧みなドライブを続け、スリーポイント確率も上がり自身2度目となるオールスターに再びスターターで選出されました。
プレイイントーナメントの勝利し、イースト8位でプレイオフに進出したホークス。
イースト1位のヒートとファーストラウンドで対戦しましたが、ヤングも完全に封じられシュート確率が上がらず、1-4で敗れシーズンを終えています。
プレイスタイル
テクニックに優れたポイントガード。
ファウルをもらうのも上手く、ドライブ(フリースロー)とレンジの広いスリーポイントで点を量産するスコアラーでもある。
トレイヤングのバッシュ
トレイヤングは、アディダスと契約をしており2021年秋にはシグニチャーモデルも発売される予定です。
キャリアスタッツ
レギュラーシーズン
シーズン | 年齢 | チーム | 出場試合 | 出場時間 | 得点 | リバウンド | アシスト | FG確率 | 3PT確率 | FT確率 | スティール | ブロック | TO |
18-19 | 20 | ATL | 81 | 30.9 | 19.1 | 3.7 | 8.1 | 41.8% | 32.4% | 82.9% | 0.9 | 0.2 | 3.8 |
19-20 | 21 | ATL | 60 | 35.3 | 29.6 | 4.3 | 9.3 | 43.7% | 36.1% | 86.0% | 1.1 | 0.1 | 4.8 |
20-21 | 22 | ATL | 63 | 33.7 | 25.3 | 3.9 | 9.4 | 43.8% | 34.3% | 88.6% | 0.8 | 0.2 | 4.1 |
21-22 | 23 | ATL | 76 | 34.9 | 28.4 | 3.7 | 9.7 | 46.0% | 38.2% | 90.4% | 0.9 | 0.1 | 4.0 |
プレイオフ
シーズン | 年齢 | チーム | 出場試合 | 出場時間 | 得点 | リバウンド | アシスト | FG確率 | 3PT確率 | FT確率 | スティール | ブロック | TO |
20-21 | 22 | ATL | 16 | 37.7 | 28.8 | 2.8 | 9.5 | 41.8% | 31.3% | 86.6% | 1.3 | 0.0 | 4.0 |
21-22 | 23 | ATL | 5 | 37.2 | 15.4 | 5.0 | 6.0 | 31.9% | 18.4% | 78.8% | 0.6 | 0.0 | 6.2 |
年齢 | 24歳 |
身長 | 185 |
体重 | 82kg |
国籍 | アメリカ |
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