トニーパーカーの離脱によりチームが心配されたサンアントニオスパーズですが、第5戦に続き、第6戦も勝利しカンファレンスファイナル進出を決めました。
第5戦の最後のジノビリがハーデンのスリーポイントをブロックしたシーンが今でも頭に残っていますが、第6戦はどんなゲーム展開になったのでしょうか。
ゲーム展開
ホームで崖っぷちのゲームとなったロケッツでしたが、大方の予想とは裏腹に序盤からスパーズがリードする展開となります。
第1クォーターで7点リードしたスパーズは、第2クォーターでさらに点差を広げ、61-42のスパーズリードで前半を折り返します。
負けられないロケッツでしたが、その後も点差を縮めることが出来ず、結果的に114-75の39点差でスパーズが快勝しカンファレンスファイナル進出を決めています。
個人スタッツ
勝利したスパーズでは、オルドリッジが34得点12リバウンドの活躍でチームを引っ張りました。
スパーズらしいパス回しも随所に見られ、オルドリッジがフィニッシュというシーンが幾度となくあったように感じます。
チーム全体のスリーポイントが5本というのはやや少なくも感じますが、12人が得点し6人が二けた得点とこちらはスパーズらしいスタッツでした。
また、ジョナサンシモンズは、プレイオフキャリアハイとなる18得点を挙げています。
敗れたロケッツは、たのみのジェームスハーデンが10得点と大ブレーキでした。
フィールドゴール確率も2割を切っていて、最終戦で完全に抑えられたといっても過言ではないでしょう。
チーム全体のフィールドゴール確率を見てもスパーズ53.1%なのに対し、ロケッツは28.6%となっていてゲームハイライトでスパーズファンの女性の顔が憂鬱になっていたのも頷けます。
それにしてもパーカーもレナードもいないゲームでこういった結果になるとは、バスケットというのは本当に面白いものですね。
カンファレンスファイナル
いよいよカンファレンスファイナルですが、対戦相手はここまで8戦全勝と好調のゴールデンステイトウォリアーズです。
正直なところどこから見てもウォリアーズ優勢という雰囲気はありますが、スパーズの強さを知る方なら何かが起こる可能性はあると思っているでしょう。
ウェスタンカンファレンスファイナル第1戦は、5/15の午前4:30開始予定です。
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