パスカルシアカム：カメルーンの出身のスコアラー

21-22シーズン

シーズン開幕から10試合を欠場したシアカムでしたが、その後は大きなケガもなく68試合に出場しました。

平均出場時間はキャリアハイとなる37.9分を記録しました。

昨シーズンに比べシュート確率も改善され、チームもイースト5位でプレイオフに進出しました。

ファーストラウンドでシクサーズと対戦したラプターズ。

シアカムは平均で20得点以上挙げましたが、チームは2-4で敗れシーズンを終えています。

71試合全てにスターターで出場したシアカム。

平均出場時間は37.4分と長く、得点もキャリアハイの24.2得点を記録しました。

得点のキャリアハイも更新し、52得点を記録しています。

チームはイースト9位でプレイイントーナメントに出場しましたが、10位のブルズに初戦で敗れシーズンを終えました。

2023-24シーズン途中に、トレードによりペイサーズへ移籍しました。

移籍後もラプターズと変わらないプレイで得点を重ね、ハリバートン等と共にプレイオフへチームを導きました。

プレイオフではファーストラウンドからバックスを降すと、カンファレンスセミファイナルではニックスとの激闘を制しカンファレンスファイナルへと駒を進めました。

カンファレンスファイナルではセルティックスに地力の差を見せられ、スイープで敗れシーズンを終えています。

2024-25シーズンもペイサーズでプレイしたシアカム。

シーズン序盤から安定した活躍を見せ、欠場は僅か4試合とチームのプレイオフ進出に大きく貢献しました。

イースト4位でプレイオフに進出したペイサーズ。

ファーストランドでバックスを4-1で降すと、カンファレンスセミファイナルもキャブスを4-1で降し昨年同様カンファレンスファイナルへコマを進めました。

シアカム自身も全てのゲームにスターターで出場し、攻守でチームを支えました。

カンファレンスファイナルでもニックスを4-2で降し、ペイサーズはファイナルへ進みます。

ファイナルでは、サンダー相手に第7戦までもつれ込む激戦を見せましたが、タイリースハリバートンのケガも響き、最終戦に93-103で敗れ惜しくもチャンピオンリング獲得はなりませんでした。

インサイドを中心に、ドライブや合わせで得点を量産するスコアラー。

ターンや背中を向けたプレイも上手く、スピンムーブも得意としています。

長いウィングスパンを活かしたディフェンスでも評価が高く、アウトサイドシュートも2018-19シーズンから格段とよくなりました。

いわゆるスランプと言われる、数試合不調が続くシーズンもありました。

シアカムは、ナイキのKDシリーズを愛用しています。