183cmという身長ながらNBAで4度の得点王を獲得しているアレンアイバーソン。
明らかにそのプレイは異質と言え、あれだけビッグマンが揃う中でどのようにそれだけ点数を重ねてきたのか今考えても不思議に感じます。
今回は、そんなアイバーソンのキャリアハイとなる60得点を記録したゲームを見ていきましょう。
2005.2.12vsマジック
アイバーソンがキャリハイを記録したのは20004-05シーズンのゲームで、デビューから9シーズン目のことです。
2004-05シーズンは自身4度目となる最後の得点を獲得したシーズンでもありました。
今から10年以上も前のことなのでさすがに映像がやや古いですが、今のNBAでは見ることの出来ない信じられないくらいのスピードとしなやかさを兼ね備えたプレイに驚きを隠せません。
個人スタッツ
このゲームでのアイバーソンのスタッツは以下の通りです。
得点 | 60得点 |
アシスト | 6 |
リバウンド | 4 |
スティール | 5 |
FG確率 | 17/36(47.2%) |
3PT確率 | 2/5(40%) |
FT確率 | 24/27(88.9%) |
出場時間 | 42分 |
スタッツを見て一番驚くのはフリースローの数ではないでしょうか?!
1試合に27本のフリースローを獲得し、24本沈めフリースローだけで24得点取っています。
また、42分の出場時間も今で考えると長いですが、シーズンの平均を下回っています。
最後に
バスケットは同じ動きが出来るのであれば身長は大きいほど有利というのは間違いありませんが、そんな考えもアイバーソンのプレイを見ていると吹き飛ばされてしまいます。
現役プレイヤーの方で身長が低いのが悩みという方は、手足の長さは違うにせよ間の取り方や緩急のつけ方、スクリーンの使い方など参考になる点は数え切れないでしょう。
イグダラとコーバーとアイバーソン・・・NBAはやはり面白いです。
アイバーソンのキャリアなどについては以下の記事でまとめています。
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