ヒューストンロケッツで活躍するデニスシュールダー。
ドイツ出身の選手で、ブンデスリーガを経てドラフトでNBA入りしました。
シュールダーのキャリアやプレイスタイルについて、動画を中心に見ていきましょう。
ブンデスリーガ時代
ファントムブラウンシュヴァイクで、2010年から2013年までプレイしたシュールダー。
最終年には、オールスターにも出場し、MIP賞も獲得しています。
2013年のナイキフープサミットにも参加し、29分間の出場で18得点6アシスト2リバウンドを記録しました。
2013年ドラフト17位でNBA入団
2013年のドラフト1巡目17位でホークスに指名されたシュールダー。
レイカーズで共にプレーする、KCPも8位でピストンズに指名されています。
ホークス時代
ルーキーイヤーから49試合に出場したものの、Dリーグでもプレイしました。
ルーキーイヤーはNBAの平均出場時間は13.1分で、3.7得点1.9アシストを記録しました。
2年目3年目とプレイタイムは伸びていきましたが、ジェフティーグの控えガードというポジションは変わりませんでした。
2年目には平均得点を2ケタに乗せています。
2014-15
2015-16
2016-17シーズンを前に、シュールダーはホークスと4年間7,000万ドルの契約延長に合意しました。
ティーグも移籍し、シュールダーはスターターに定着しました。
平均プレイタイムは30分を超え、平均得点、アシスト共に飛躍します。
しかし、チーム成績は下がり、2017-18シーズンにはプレイオフ進出を逃しました。
サンダーへ移籍
ホークス、サンダー、シクサーズ間のトレードで、シュールダーはシクサーズへ移籍しました。
サンダーでは、シックスマンの役割を担い、チームの勝利に貢献しました。
昨今のNBAでは、シックスマンの重要性は誰もが知るところで、ルーウィリアムズやジョーダンクラークソンのように、ベンチからスター級の活躍を見せ、ウェストブルックやポールジョージをフォローしました。
2019-20シーズンは、ラッセルウェストブルックとクリスポールのトレードがあり、ポールジョージも移籍したため、シュールダーが得点を取りに行くシーンがさらに増えました。
平均得点も当時キャリア2番目となる18.9得点を記録し、ウェスト5位でプレイオフに進出しました。
ファーストラウンドからロケッツと7戦までもつれ込む接戦となりましたが、惜しくも敗れシーズンを終えています。
シュールダーは、勝利したGame3・4でそれぞれ29得点・30得点を挙げました。
レイカーズへ移籍
2020-21シーズンを前に、トレードで昨シーズンチャンピオンのレイカーズに加入したシュールダー。
過去2年で、ウェストブルック、クリスポールとプレイした経験を活かし、チャンピオンチームのスターターをつとめました。
シーズン途中にアンソニーデイビスとレブロンジェームズが共に負傷し、チームは勝率を落としていきました。アンドレドラモンドを獲得しシーズンラストは5連勝しましたが、ウェスト7位でのプレイオフ進出でした。
ファーストラウンドでサンズと対戦しますが、アンソニーデイビスが足の痛みに耐えれず欠場すると、サンズに2-4で敗れ連覇と共に、シュールダーも自身初となるチャンピオンリングを獲得することは出来ませんでした。
シュールダー自身は、勝利したGame2.3で共に20得点を超える活躍を見せました。
セルティックス、ロケッツへ移籍
2021-22シーズンを前にセルティックスへ移籍したシュールダー。
49試合(スタート25試合)プレイしましたが、シーズン途中でダニエルタイス獲得のためトレード対象となり、ロケッツへ移籍しました。
プレイスタイル
ドライブを中心に得点とアシストを量産するポイントガード。
長いウィングスパンを武器に、スピードに頼らない独特のテクニックでディフェンスを突破。
レイカーズでは、レブロンジェームズがいるためシューティングガード寄りでプレイしています。
キャリアスタッツ
レギュラーシーズン
シーズン | 年齢 | チーム | 出場試合 | 出場時間 | 得点 | リバウンド | アシスト | FG確率 | 3PT確率 | FT確率 | スティール | ブロック | TO |
13-14 | 20 | ATL | 49 | 13.1 | 3.7 | 1.2 | 1.9 | 38.3% | 23.8% | 67.4% | 0.3 | 0.0 | 1.2 |
14-15 | 21 | ATL | 77 | 19.7 | 10.0 | 2.1 | 4.1 | 42.7% | 35.1% | 82.7% | 0.6 | 0.1 | 1.9 |
15-16 | 22 | ATL | 80 | 20.3 | 11.0 | 2.6 | 4.4 | 42.1% | 32.2% | 79.1% | 0.9 | 0.1 | 2.3 |
16-17 | 23 | ATL | 79 | 31.5 | 17.9 | 3.1 | 6.3 | 45.1% | 34.0% | 85.5% | 0.9 | 0.2 | 3.3 |
17-18 | 24 | ATL | 67 | 31.0 | 19.4 | 3.1 | 6.2 | 43.6% | 29.0% | 84.9% | 1.1 | 0.1 | 2.7 |
18-19 | 25 | OKC | 79 | 29.3 | 15.5 | 3.6 | 4.1 | 41.4% | 34.1% | 81.9% | 0.8 | 0.2 | 2.2 |
19-20 | 26 | OKC | 65 | 30.8 | 18.9 | 3.6 | 4.0 | 46.9% | 38.5% | 83.9% | 0.7 | 0.2 | 2.6 |
20-21 | 27 | LAL | 61 | 32.1 | 15.4 | 3.5 | 5.8 | 43.7% | 33.5% | 84.8% | 1.1 | 0.2 | 2.7 |
21-22 | 28 | 合計 | 64 | 28.7 | 13.5 | 3.3 | 4.6 | 43.1% | 34.4% | 84.8% | 0.8 | 0.1 | 2.2 |
21-22 | 28 | BOS | 49 | 29.2 | 14.4 | 3.3 | 4.2 | 44.0% | 34.9% | 84.8% | 0.8 | 0.1 | 2.1 |
21-22 | 28 | HOU | 15 | 26.9 | 10.9 | 3.3 | 5.9 | 39.3% | 32.8% | 87.2% | 0.8 | 0.2 | 2.6 |
プレイオフ
シーズン | 年齢 | チーム | 出場試合 | 出場時間 | 得点 | リバウンド | アシスト | FG確率 | 3PT確率 | FT確率 | スティール | ブロック | TO |
13-14 | 20 | ATL | 2 | 3.5 | 2.5 | 1.0 | 0.0 | 100.0% | 100.0% | 0.0 | 0.0 | 0.0 | |
14-15 | 21 | ATL | 16 | 18.1 | 9.0 | 1.8 | 3.9 | 38.6% | 23.5% | 85.7% | 0.6 | 0.0 | 1.7 |
15-16 | 22 | ATL | 10 | 19.1 | 11.7 | 1.9 | 3.6 | 45.2% | 34.3% | 84.6% | 0.4 | 0.1 | 2.1 |
16-17 | 23 | ATL | 6 | 35.2 | 24.7 | 2.3 | 7.7 | 45.5% | 42.5% | 83.8% | 1.0 | 0.0 | 1.7 |
18-19 | 25 | OKC | 5 | 30.2 | 13.8 | 3.2 | 3.4 | 45.5% | 30.0% | 72.2% | 0.8 | 0.0 | 1.2 |
19-20 | 26 | OKC | 7 | 32.4 | 17.3 | 3.7 | 3.6 | 40.4% | 28.9% | 80.0% | 0.6 | 0.1 | 2.4 |
20-21 | 27 | LAL | 6 | 32.7 | 14.3 | 3.0 | 2.8 | 40.0% | 30.8% | 84.6% | 1.0 | 0.2 | 1.7 |
年齢 | 29歳 |
身長 | 185cm |
体重 | 79kg |
国籍 | ドイツ |
コメント