開幕からキャブスがアウェイで2連勝としたイースタンカンファレンスファイナル。
第2戦でアイザイアトーマスが股関節の怪我を悪化させ残りゲームを全休という報道があったばかりですが、第3戦が日本時間の5/22のキャブスのホームコートでおこなわれました。
ゲーム展開
第2戦までの勢いそのままに、序盤からキャブスがリードする展開となりました。
第1クォーターで35-24とすると、第2クォーターでさらにその点差を広げ前半終了時点で66-50の16点キャブスがリードします。
流れもよく、世界中のNBAファンが大方キャブスの勝ちだと考えていたと思われますが、後半に入りセルティックスが3ポイントを中心に追い上げを見せます。
キャブスも得点し返していたため一気に詰まる雰囲気ではありませんでしたが徐々にその点差は詰まっていきました。
ゲームの流れとは恐ろしいもので、これまでの2ゲームが嘘かのように終盤はキャブスが苦しんでいるシーンや慌てているシーンを幾度となく目にすることとなります。
終盤はどちらに転んでもおかしくない展開となりましたが、残り0.1秒でセルティックスのブラッドリーが3ポイントシュートを沈め結果的にセルティックスが111-108で勝利しています。
アイザイアトーマスの欠場もあり、キャブスがホームでサクッと連勝してファイナルかと正直思っていたのですが、まさかの結末となりました。
しかし、セルティックスの追い上げと終盤の両チームの攻防は、カンファレンスファイナルに相応しいものだったと思います。
カンファレンスファイナルはこうでないととなんだか思い出させてくれたようなゲームでした。
個人スタッツ
勝利したセルティックスでは、マーカススマートが27得点でハイスコアとしています。
スリーポイント確率7/10の70%は圧巻という他ないでしょう。ディフェンスに評判のある選手ですが、アイザイアトーマス不在のゲームでオフェンス力もあるところを見せてくれました。
セルティックスは、チーム全体で18/40の45%で3ポイントを沈めています。
敗れたキャブスでは、カイリーアービング29得点、ケビンラブ29得点としています。
特にカイリ―アービングの終盤の1on1は多くのガードプレイヤーの目をくぎ付けにしたことでしょう。
キャブスは、チーム全体で16/39の41%の確率で3ポイントを沈めています。
第4戦の行方は?!
アイザイアトーマスが不在となりセルティックスがアウェイで初勝利と、なんともいえない展開となったイースタンカンファレンスファイナル。
アイザイアトーマス程の選手であってもケガを抱えた状態ではそういったことも起こりうるといったところでしょうか?!
まだ1試合だけなので何とも言えませんが、次もセルティックスが勝つようなことがあれば残りゲームはセルティックスのホームの方が多くなります。
キャブスも調子が悪かったという印象はないので、そううまくはいかないと思いますが、気の緩みというものはおそらく否定できないでしょう。
いずれにしてもセルティックスのホームでもう一度戦うことは決まったので、ボストンファンにいいゲームをホームで見せてほしいものです。
第4戦は、日本時間の5/24、AM9:30開始予定です。
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