1-1のタイで迎えたNBA2019ファイナルGame3。
ウォリアーズのホームコート、オラクルアリーナでおこなわれました。
Game3
Game2でハムストリングの痛みを訴えたクレイトンプソン、肋軟骨骨折と報じられたケボンルーニーもKDに続き、Game3を欠場しました。
ウォリアーズは、ファイナルへきてこれ以上ない程ケガ人を抱え、Game3ではその影響がだれが見ても明らかな程如実に現れました。
1Q | 2Q | 3Q | 4Q | 計 | |
TOR | 36 | 24 | 36 | 27 | 123 |
GSW | 29 | 23 | 31 | 26 | 109 |
終ってみればラプターズが4クォーター全てをリードしたゲームでしたが、ラプターズも中々離しきれない状況が第2クォーターあたりから終盤まで続きました。
個人スタッツ
ラプターズでは、カウイレナードが30得点を挙げスコアリーダーとなっています。
Game3でも2ケタのフリースローを得たレナード。
第4クォーターには試合決めにいくかのような得点が続きました。
カイルラウリーが23得点で続き、前半からいいところでスリーポイントを沈めていました。
ダニーグリーンが18得点を挙げ、スリーポイントは6/10とカンファレンスファイナルまでの不調が嘘のようです。
パスカルシアカムが18得点、マルクガソールが17得点で続いています。
また、サージイバカは脅威の6ブロックでチームのリング下を支えました。
敗れたウォリアーズでは、ステファンカリーが47得点を挙げスコアリーダーとなっています。
最初の2本くらいで、世界中が完全に点を取りにきてると感じたかと思われますが、最後までシュートを打ち続け、合計で31本のシュートと14本のフリースローを放っています。
ドレイモンドグリーンが17得点で続きますが、アシストは4と少なく、攻めどこがないと感じる時間帯も少なくありませんでした。
カズンズも積極的にインサイドで攻め続けましたが、決めきれず4得点にとどまっています。
ボーガッドは、カリーとよく合うなという印象が強かったです。
最後に
満身創痍とも言えたウォリアーズにしっかりと勝利し、シリーズ成績を2-1と勝ち越したラプターズ。
もっと点差が離れてもおかしくないと思われましたが、メンバーが変わってもウォリアーズのバスケットは変わらず、しっかりとセットされた得点も幾度となく目にしました。
カリーの恐ろしさも改めて感じましたが、ラプターズはチーム全体で17本のスリーポイントを44.8%の高確率で沈めたのも大きかったでしょう。
トンプソンとKDのケガの調子によりシリーズの結果が変わってきそうな状況ですが、カンファレンスファイナルから負担がかかっているカリーにもケガがないよう祈るばかりです。
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