ジョエルエンビード：次世代No.1センター

2021-22シーズン

チームとの不仲が囁かれていた、ベンシモンズが2月のトレードでチームを離れることになりました。

セスカリー、アンドレドラモンドも放出する大型トレードで、シクサーズはジェームズハーデンを獲得しました。

イースト4位でプレイオフに進出したシクサーズ。

ファーストラウンドで、ラプターズを4-1で降しましたが、エンビードの顔面のケガも響き、カンファレンスセミファイナルでヒートに2-4で敗れシーズンを終えました。

2022-23シーズンもエンビードとハーデンを中心に、イースト上位をキープしました。

エンビードは、66試合に平均34.6分のプレイタイムで出場し、33.1得点10.2リバウンドの活躍を見せ、自身初となるシーズンMVPを獲得しました。

イースト3位でプレイオフに進出したシクサーズ。

ファーストラウンドでネッツを危なげなく4-1で退けました。

カンファレンスセミファイナルで、イースト2位のセルティックスと対戦し、第7戦までもつれ込む接戦となりましたが、3-2と追い込みながらも連敗しシーズンを終えました。

奮闘を続けたエンビードも、最終戦はシュートを決めきることが出来ず、24点差で大敗しました。

シーズン序盤から昨シーズン以上の活躍を見せていたエンビード。

キャリアハイを大きく更新し、70得点を挙げるゲームもありました。

しかし、シーズン中盤に左ひざを負傷し手術のため長期休暇となりました。

なんとかプレイオフ前に復帰しましたが、5試合の調整でプレイオフにのぞみました。

イースト2位のニックス相手に、エンビードは50得点を挙げるなど孤軍奮闘の活躍でしたが、2-4で敗れシーズンを終えました。

カメルーン出身のエンビードですが、息子のためにUSA代表でプレイしたエンビード。

アンソニーデイビス、バムアデバヨと共にリング下を支え金メダル獲得に貢献しました。

エンビードは、フランスの市民権も獲得していて、フランス代表としてプレイする選択肢もあったため、現地ではボールを持つたびにブーイングが起こりました。

それでもエンビードは笑いながらもっとくれと言わんばかりに煽り倒し、USAのメンバーもさらに煽るため、ブーイングが起こりながらみんなが笑顔という少し変わった雰囲気でした。

2024-25シーズンは怪我に苦しみ、キャリア最低の19試合の出場にとどまりました。

ポールジョージが新加入した中、チームもイースト13位と低迷しプレイオフ進出を逃しました。

2月末の時点で戦線を離脱し、膝の治療とリハビリに専念しました。

アンダーアーマーと契約をしているジョエルエンビード。

2020年の9月に念願のシグニチャーモデルが発売されました。