NBA2015-16シーズン開幕から破竹の勢いで勝利を重ねてきたゴールデンステイトウォリアーズが遂に大記録に並びました。
1995-96シーズンにマイケルジョーダン率いるシカゴブルズが打ち立てた前人未到の72勝10敗に勝ち星が並び、1試合を残し72勝を記録しています。
記録達成となったゲームの対戦相手はウェスタンカンファレンス2位のスパーズで、緊張感も充分にファンにはたまらないゲームとなりました。
ゲーム展開
スパーズのホームコートでおこなわれたゲームは、前半ロースコアな展開となります。
第1クォーターではスパーズ19点に対し、あのウォリアーズが14点とホームで強さを見せるスパーズよりの展開だったと言えるでしょう。
第2クォーターに入ってもロースコアな展開は変わりませんが、今度は逆に21-16でウォリアーズがリードし、前半を同点で終えます。
後半に入ると両チーム1クォーター25点を超える展開となり、こうなるとやはりウォリアーズの流れなのか結果的に92-86でウォリアーズが勝利し、見事にNBA記録に並ぶレギュラーシーズン72勝を記録しています。
個人スタッツ
勝利したウォリアーズは、ステファンカリーが37得点5アシスト5リバウンドの活躍でチームを引っ張りました。
スパーズ相手にスリーポイント4/9を含むフィールドゴール確率59.1%は圧巻といったところでしょうか。
フリースロー7/7の100%という数字にも目を向けたいところです。
一方のスパーズでは、オルドリッジが24得点でスコアリーダーとなっています。
上の動画で見ても、高さと強さと上手さを兼ね備えた日本人からすると最も遠いタイプのプレイヤーなのかもしれません。
レナードが20点と続きますが、2ケタ得点が2人と強いゲームのスパーズとは少し異なる点の取り方でした。
残り1試合にかかる大記録
ウォリアーズの残り試合は1試合となりましたが、勝利すればNBA新記録となります。
対戦相手はウェスト6位のメンフィスグリズリーズで、今シーズンは3戦3勝としています。
しかもウォリアーズのホームコートなので、大記録達成は限りなく近いものでしょう。
あの時のブルズとどちらが強いのかという記事をよく目にしますが、比べようがないですし、ウォリアーズが新記録を達成したからといって、あの時のブルズより強いということにはならないと思うので、素直に大記録達成を応援したいものです。
どちらも凄すぎですし、スティーブカーが選手と監督でどちらにもいるというのが運命的なものを感じます。
次ゲームには世界中の注目が集まることは間違いなさそうです。
日本時間の4月14日の午前中にティップオフです。
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