第2戦をアウェイで勝利したクリーブランドキャバリアーズ。
セルティックス戦でのケビンラブの故障により多くのファンがチャンピオンリング獲得を諦め、カイリーアービングの膝の故障によりそれを確信した方も少なくありませんでした。
しかし、キャブスにはレブロンジェームスがいて、第3戦もそれが全てと言えるようなゲームとなっています。
序盤からゲームを有利にすすめたホームのキャブスは、第3クォーターまで全てのクォーターでリードし、第4クォーター開始時には72-55と17点差をつけます。
ホームでこの点差ならと管理人を含め多くの方が考えたと思われますが、カリーを中心にウォリアーズが4クォーターだけで12点を詰める展開となります。
それでもやはり12分で17点差をひっくり返すのは難しく、結果的に96-91でキャブスが勝利しています。
レブロンジェームスは、40得点12リバウンド8アシストというスタッツを残していて、このままレブロンのシーズンで終わってしまうんではと思えるほどです。
それでもフィールドゴール確率は41.2%とよくなく、選手1人がファイナルで34本のシュートを放ちそのチームが勝利するというのも珍しい光景に思えます。
また、このゲームでもデラベドバの活躍が目立ち、前半のステファンカリーへのディフェンスは見事でしたし、20得点と得点面でも活躍しています。
ただ、デラベドバも17本のシュートを放ち、フィールドゴール確率は苦しくもレブロンと同じの41.2%ととなっていて、デラベドバは素晴らしい選手ですが、17本シュートを放たなきゃいけないチーム事情って・・・と少し思ってしまいます。
ちなみにこのゲームではステファンカリーが20本、クレイトンプソンは16本のシュート本数です。
キャブスのいいところばかりがピックアップされていますが、ウォリアーズどうした?!と思っている方も少なくないでしょう。
カリー、トンプソン、イグダラと取るべき選手が点を取ってはいますが、シーズン最高平均得点で駆け抜けた勢いを1試合通じて見る事はまだ出来ていません。
スプラッシュブラザーズが初のファイナルでイマイチ調子に乗れないのか、レブロンに圧倒されているのか、疲れがここに来て出ているのか、嵐の前の静けさなのか定かではありませんが、次ゲームもキャブスのホームゲームとなるため、落とすようなことになればかなり苦しい展開となります。
第2戦をキャブスが勝利したことでシリーズの流れが大きくキャブスに傾いた感は否めませんが、ウォリアーズにはこのまま終わってほしくないというのが多くの方の本音でしょう。
残り2つのアウェイゲームをウォリアーズが1つでも勝利すれば一気に形成逆転となるので、ホントに目が離せないシリーズと言えます。
あとはレブロンのガス欠だけが気になるところですが、早期決着となればその心配も無さそうです。
第4戦は日本時間の6/12(金)AM10:00ティップオフです。
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