NBAファイナル第2戦が日本時間の6/5におこなわれました。
双方のファンもそうでないバスケットファンも世界中が注目していますが、どのような戦いになったのか見ていきましょう。
第1戦のハイライトは以下から。
ゲーム展開
序盤は激しい点の取り合いとなりました。
アウェイのキャブスも応戦しますが、勢いで勝るウォリアーズが第1クォーターから40点を挙げ、40-34とリードします。
第2クォーターではやや落ち着き、キャブスがじわりと差を詰め30-27とし前半を終えて67-64でウォリアーズが3点リードする展開となりました。
ゲームが動いたのはまたも第3クォーターで、ウォリアーズが徐々に点差を広げていき35-24としたため、第4クォーター開始時点で102-88と14点のリードとなりました。
14点差はキャブスであればまだまだセーフティーリードとは言えませんが、今のウォリアーズはキャブスにそこから反撃させない強さがあり第4クォーターでもさらにその点差を広げ、結果的にでウォリアーズが132-113で勝利しています。
第1戦に続き第2戦もウォリアーズが勝利したためシリーズ成績は2-0となりました。
ウォリアーズのホームゲームなのでそれほど驚きはありませんが、キャブスはホームでおこなわれる第3・4戦を絶対に落とせない状況となったのは間違いないでしょう。
第1戦に続きウォリアーズのオフェンスに対しキャブスのディフェンスが機能していない印象が強かったのは気がかりです。
あまり触れたくはありませんが、昨シーズンのファイナルもキャブスは2連敗発進しています。
個人スタッツ
ウォリアーズでは、第1戦に続きケビンデュラントが30得点を超える活躍を見せてくれました。
フィールドゴール確率も59.1%と高く、移籍について批判しているバスケットファンをプレイでねじ伏せるつもりでしょうか?!
カリーも30得点を超える活躍を見せましたが、珍しく確率は第3クォーターまで4割を切っていました。
それでもアシストは10を超えていて、リバウンドも2桁としたためトリプルダブルを記録しています。
ただ、ターンオーバーも8本としているため本来のプレイではなかったのかもしれません。
また、不調が続いたクレイトンプソンも22得点を超える活躍を見せました。
WEB上では第1戦のトンプソンのディフェンスを評価する声が多数あがっていましたが、ディフェンスだけで評価されるべき選手ではないでしょう。
敗れたキャブスでは、レブロンジェームズが29得点を含むトリプルダブルの活躍でチームを引っ張りました。
確率も6割を超え、キングがそろそろファイナルモードに突入してきたような雰囲気です。
ケビンラブが27得点と続き、3ポイントは2本なのでミドルレンジやインサイドでの得点が増えたのも印象的です。
不調だったのはカイリ―アービングで、19得点を挙げていますが、確率は4割を切っています。
キャブスはその他に2桁得点を挙げたプレイヤーはおらず、6人2桁得点を挙げているウォリアーズと総合的に見てもこの点差がつくのは頷けます。
第3戦の行方は?!
ウォリアーズにとってはこれ以上ないスタートとなったNBA2017ファイナル。
プレイオフに入りウォリアーズは14連勝と、とんでもない強さを見せています。
第3・4戦はキャブスのホームコートでおこなわれるため、キャブスにとっては負けられない戦いとなりますが、1つでもウォリアーズが勝利するようなことになれば一気にいってしまう可能性も否めません。
3-1という戦績になればまた、メディアとファンが騒ぎ出すことが予想されますが、第3戦はいずれにせよ勝負の分かれ目となるでしょう。
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