シリーズを2-2のタイで迎えたGame5。
勝利したほうがファイナルへ王手をかける大一番はロケッツのホームでおこなわれました。
ゲーム展開
Game4とは打って変わり、ロケッツの6-0からゲームは始まりました。
しかし、両者譲らない展開で前半を45-45の同点で折り返します。
後半に入っても大きく点差が離れることはなく、どっちの流れになってもおかしくない状況でしたが第4クォーターでリードしたロケッツが98-94で勝利しファイナルへ王手をかけています。
この2チームが対戦して共に100点いかないというゲームも珍しいのかもしれませんが、先日のイースタンカンファレンスと似たようなチームスタッツが残っています。
ロケッツ | ウォリアーズ | |
FG確率 | 37.2% | 44.4% |
ターンオーバー | 12 | 18 |
24秒ギリギリのシュートが多かったのも印象的でした。
また、残り1分ほどのところでクリスポールが太ももの肉離れ?により戦線を離脱しています。
Game4.5を7人で戦い抜いた影響は少なからずあると思われますが、残りゲームへの出場はまだ発表されていません。
個人スタッツ
勝利したロケッツでは、途中出場のエリックゴードンが24得点でスコアリーダーとなっています。
Game4同様にゲームを決定付けるスリーポイントも沈めました。
さすがスリーポイントチャンピオンといったところですが、スリーをフェイクにしたごっついドライブも魅力的です。
クリスポールが20得点6アシストと続いています。
カリー顔負けの難しいスリーポイントを沈めた後のダンスは何とも言えない雰囲気で、カリーの顔からどう思ったのか色々と想像してしまいました。
ジェームスハーデンが19得点と続いていますが、ハーデンはスリーポイント0/11含むFG確率23.8%にとどまっています。
それでも得たフリースロー9本は全て沈めています。
敗れたウォリアーズでは、ケビンデュラントが29得点を挙げていますがFG確率は36.4%とGame4同様におさえられた印象は否めません。
ゲーム中にカーHCから「チームをもっと信じよう」という指示が飛ぶほどでした。
トンプソンが23得点と続き、Game1以来の積極的なスリーポイントを見ることが出来ました。
カリーもドライブを中心に22得点を挙げています。
ファンの声
出た~ここにきてのクリポのケガ
KDいい時のイメージが捨てきれないのか確かにそれは無理だろってシュートも多い
何年か前にクリポがロケッツに3-1から負けたの思い出した
本来なら王手から一気に王朝撃破となるはずが、クリポのケガで全然前向きなコメント見れない
オラジュワンの顔見たらロケッツいけそうだけど
イグダラいないのやっぱりきついよな~
Game6
ファイナルへ王手をかけたロケッツですが、クリスポールのケガが何よりも気になるところです。
Game6は中1日で日本時間の5/27におこなわれます。
完全復帰出来ないのならGame7まで温存すると思われますが、王朝ウォリアーズも大手となるとホームと言えど安心は出来ないのでフロント陣の判断はとても難しいところでしょう。
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