ケビンガーネット:恵まれた身体能力を武器にタイトルを総なめにしたPF

チーム成績

 

チーム成績では、入団当時弱小とも言えたミネソタティンバーウルブズを2年目からプレイオフに導き、その後8年連続でプレイオフに出場しています。

7年連続でファーストラウンド敗退という少し残念な成績ではありましたが、ガーネット自身キャリア9年目、シーズンMVPを獲った年にはチームの補強も重なりカンファレンスファイナルまで駒を進めました。

 

 

シャックが最後にレイカーズでプレイした年ですが、チームメイトの負傷なども重なり2-4でレイカーズに敗れています。

その後ウルブズに更なる期待が持たれましたが、予想外にチームは上手くいかずガーネットがその後ウルブズでプレイオフに出場することはありませんでした。

 

セルティックスへの移籍

3シーズンプレイオフに出場することの出来なかったガーネットは、チャンピオンリングを狙えるチームへの移籍を希望することになり、当然多くのチームが獲得に意欲を見せました。

その中でガーネットが選んだのはボストンセルティックスで、後にビッグ3と呼ばれるポールピアス、レイアレンと共にセルティックスでプレイすることになります。

 

 

新天地で躍進を続けたガーネットは、移籍後初年度から66勝16敗という勝率8割を超える成績のチームをインサイドから支えました。

プレイオフでは苦しみながらもファイナルまで勝ち進み、ファイナルでは以前苦汁をなめたレイカーズ相手に4-2で勝利し念願のチャンピオンリングを獲得しています。

 

 

プレイタイムや個人スタッツはミネソタ時代に比べて落ちてはいますが、プレイの衰えというわけではなく、バスケットは5人でやるスポーツだという典型的なカタチといえるでしょう。

翌年からも変わらない活躍を見せたガーネットでしたが、チャンピオンリングを獲得できたのはその1度だけにとどまりました。

カンファレンスファイナル、ファイナルへ進出した年もありますが、それぞれヒートとレイカーズに3-4の激戦の末敗れています。

ヒートにはプレイオフで2010-11、2011-12の2年連続敗れていて、セルティックスのビッグ3からヒートのビッグ3へと世代交代を感じた方も少なくないでしょう。

 

 

ネッツへの移籍

2013-14シーズンを前に、ガーネットはポールピアス・ジェイソンテリーと共にブルックリンネッツへ移籍しました。

初年度からプレイオフカンファレンスセミファイナルまで進みましたが、全盛期とも言えたヒートに敗れシーズンを終えます。

翌年もプレイオフには出場したものの、ファーストラウンドでホークスに敗れました。

 

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